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NHK、パラリンピック開会式の放送で「台湾」と紹介…驚き隠せぬ中国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本公営放送であるNHKが東京オリンピック(五輪)開会式に続き東京パラリンピック開会式生放送でも「台湾」と公式に言及した。

25日、自由時報など台湾メディアによると、NHKアナウンサーは今月24日夜、東京パラリンピック開会式の生中継途中に「チャイニーズ・タイペイ」という名称で出場した台湾選手団が入場する時「台湾」と紹介した。

続いてNHKアナウンサーは台湾が五輪やパラリンピックに参加する時は「チャイニーズ・タイペイ」という名称で出場すると説明した。


先立って先月23日、東京五輪開会式の生中継の時もNHKアナウンサーは台湾選手団が入場する時、日本語で「台湾」と紹介した。

当時、この便りが伝えられると、中国インターネットではNHKに対する非難世論が高まり、中国環球時報は社説でNHKの「台湾言及」を正面から非難したことがある。

台湾側では台湾選手団が「ちゃんとした名前」で呼ばれたと喜ぶ雰囲気だ。

自由時報は「NHKアナウンサーが直接『台湾』を呼び、改めて台湾チームに代わって名前を正してくれた」と伝えた。

また、台湾の蔡英文総統はフェイスブックに載せたコメントで「われわれは改めて放送を通じて台湾選手が世界の舞台を踏む場面を見た」とし「パラリンピックの英雄よ、皆があなた方を応援している」と話した。

一方、台湾は1981年以降、五輪など国際スポーツ大会に「チャイニーズ・タイペイ」という名前で出場している。台湾はまた、この名前で世界貿易機関(WTO)など各種国際機構に参加している。

台湾が国号である「中華民国」や「台湾」で五輪など国際大会に出場できないのは、「一つの中国」原則を前面に出した中国の反対のためだ。

中国は台湾を戦争を通しても取り戻さなければならない「未修復領土」とみなしている。



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