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ロシア艦艇、自国EEZで韓国漁船に警告射撃6発…船員8人は無事

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の漁船1隻が18日午前、ロシアのEEZ(排他的経済水域)内で、ロシア海軍の艦艇から実弾の警告射撃を受けた。

国民の力の農林畜産食品海洋水産委員会関係者と海洋水産部によると、18日午前6時30分ごろ、ロシアのウラジオストク南側75海里地点で、重量77トンの韓国漁船「800オリョン号」がロシア海軍の艦艇から実弾6発の警告射撃を受けた。当時、船長のキムさんら船員8人が乗っていたが、全員無事だった。韓国海洋水産部の関係者は「警告射撃であり、船体に向けて直接射撃したのではない」とし「現在、船員8人全員が無事に移動中」と伝えた。

ロシアの艦艇が実弾を発射した名分は「訓練区域侵犯」と確認された。海洋水産部によると、該当水域は韓露漁業協定に基づき6月から11月まで操業が可能な水域だが、一部の水域はロシア海軍が設定した訓練水域と重なる。海洋水産部は「訓練が年中あるわけではないため、そこで操業活動が行われる」とし「しかし後ほど確認した結果、今日から(ロシア側の)訓練が始まった」と説明した。事前に訓練を告知しなかったというのが、海洋水産部側の説明だ。


この日午前3時30分ごろロシア艦艇が操業行為をしていた漁船の周囲を回りながらサイレンを鳴らし、漁船はロシア国境守備隊所属の監督官に通信で操業が可能かどうか問い合わせした。するとロシア側の監督官が「訓練区域だが操業しても問題はない」と答えたというのが、海洋水産部の説明だ。しかしこの通信から約3時間後、ロシア海軍艦艇が漁船の右舷から200メートルの距離に実弾6発を発射した。

海洋水産部の関係者は「事前通報なく非武装の漁船に対して警告射撃をしたことについて外交部と相談し、ロシア側に厳重に抗議する計画」と伝えた。海洋水産部の関係者は「具体的な内容はまだ調査中だが、今後こうしたことが発生しないように韓露漁業共同委員会などと協力し、操業期間内に訓練状況があれば事前に通知するなど制度的な補完策を用意する」と伝えた。



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