韓国青瓦台（チョンワデ、大統領府）の朴洙賢（パク・スヒョン）国民疎通首席が文在寅（ムン・ジェイン）大統領の「全国民７０％が１０月ワクチン２次接種完了」言及に対して「すでに確保したワクチンをしっかり調節して進めれば十分に目標に到達することができるという意味」と明らかにした。

朴首席は１８日、ＣＢＳラジオ『キム・ヒョンジョンのニュースショー』とのインタビューでこのように明らかにした。

朴首席は「国民との約束なのに、大統領の言葉が厳重でないはずがない」とし「目標を達成するために最善を尽くすことができ、現在の状況で『それが可能だ』という誓いの言葉を申し上げた」と説明した。


文大統領は今月１５日の光復節（解放記念日）の祝辞で新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）に関連して「新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）の危機も、どの先進国より安定的に克服している」とし「１０月になれば全国民の７０％が２次接種まで完了し、目標接種率をさらに高めるだろう」と話した。

司会者は「２次接種完了率が現在１９．５％しかならないのに、１０月までに７０％は可能なのか」と訪ねた。すると朴首席は「今まではワクチン供給に支障を一部きたした部分はあるが、そのような渦中にも国民に約束した１１月末までの当初接種計画をしっかりと守っている」とし「目標を追加して達成している過程は間違いない」と強調した。

米国モデルナ社がコロナワクチン７月・８月導入物量の支障で本社を抗議訪問した韓国政府代表団に謝罪した中で、朴首席は「国民に申し上げるのはどうかと思うが。モデルナ社の計画を知ってはいる」とし「石橋もたたきながら国民に申し上げるほかはない」と具体的な言及はしなかった。

続いて「国民に安心していただくためにモデルナ社が約束を履行するように求めている」とし「モデルナ社との約束分が今週末まで来ることになっているので、国民は政府の約束を信じてほしい」と付け加えた。