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「政府は悪質な雇い主だった」韓国公務員たち、結局「K-防疫辞退」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年12月、ソウル中浪区(チュンナング)新型コロナ専門担当病院であるソウル医療院のコ・ノヨン看護師(25)が感染者の病棟に行く前に保護服を着て祈っている。キム・サンソン記者

「政府が悪質な雇い主に他ならない。そのように自慢するK-防疫は公務員の身を粉にして得られた結果だ」

ソウル市内のある保健所で勤務中であるAさんの話だ。コロナ禍が長期化するにつれ、防疫の最前線で激務に苦しめられている公務員たちが職場を離れている。行政安全部が集計した「保健所公務員の休職および辞職現状」によると、昨年辞職した公務員は468人で、直前3年平均311人に比べて50.4%増加した。昨年休職者数は1737人で、過去3年平均(1243人)より約39.7%増えた。

Aさんは「かつて病気休職に入ることはよく見当たらなかったが、今は育児休職のように頻繁にある」として「最近では休職中だった人々も復帰時点に休職を延長し、名誉退職申請者も多くなった」と話した。


うつ病を訴える公務員たちも多い。中央災害安全対策本部が6月23日から7月9日まで感染者の多い全国保健所17カ所の職員1765人を対象に精神健康を調べた結果、「憂うつ危険群」の割合が33.4%だった。一般国民(18.1%)より飛び切り高い数値だ。自ら命を断とうと思ったことのある割合も19.9%で、一般国民(12.4%)より7.5%ポイント高かった。

4年目の保健職公務員Bさんは「週末にも夜を明かして働くが、それでもやりがいがない。電話や現場で市民から非難を浴びるのは日常」とし「精神科に通う職員も一人二人増え、休職・免職を悩む同僚が多い」と吐露した。

全国公務員労組関係者は「業務量が途方もなく増えても、この事態が終わるという約束があれば耐えられるが、いつ終わるか分からない絶望的な状況」とし「人材を補充したとはいえ、正規職でない臨時職なので数字が増えても責任感を持って働くことが難しいのが現実」と話した。


「政府は悪質な雇い主だった」韓国公務員たち、結局「K-防疫辞退」(2)

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