文在寅（ムン・ジェイン）大統領が「尹奉吉（ユン・ボンギル）義士と李奉昌（イ・ボンチャン）義士をはじめ、きょう洪範図（ホン・ボムド）将軍まで愛国の志士１４４人の遺骨が故郷の山河に戻ってきた。独立英雄を祖国でまつることを国と後代が当然すべき責務であり栄光と考え最後まで最善を尽くしたい」と明らかにした。

文大統領は１５日に「文化駅ソウル２８４」（旧ソウル駅舎）で開催された第７６周年光復節慶祝式に参加し、祝辞を通じてこのように話した。


慶祝式の主題は韓国国歌「愛国歌」の一節を取った「末永く守っていこう」だ。日帝侵奪の痛みの中でも烈士の不屈の意志で成し遂げた独立の地の上に経済発展と民主化を経て先進国の地位に格上げされた大韓民国の位置づけを高め、先導国大韓民国を末永く守っていこうというメッセージを込めたというのが政府行事を主管する行政安全部の説明だ。


韓国独立の歴史を象徴するさまざまな場所で事前収録した映像で始まった。この映像は金九（キム・グ）ら独立活動家の言葉と先進国になった韓国の姿を表現し、俳優ペ・ドゥナさんがナレーションを務めた。

国民儀礼は韓国初の「親子メダリスト」の主人公である慶熙（キョンヒ）大学の呂洪哲（ヨ・ホンチョル）教授と呂書晶（ヨ・ソジョン）国家代表選手が国旗に対する敬礼文を朗読し、東京五輪で国威を宣揚した選手たちの情熱・闘魂・感動を盛り込んだ国歌斉唱の映像が続けて上映された。