金九(キム・グ)先生が1941年に書いてベルギー神父に伝えた太極旗。島山(トサン)安昌浩(アン・チャンホ)先生の子孫が保管していたが、1985年に独立記念館に寄贈された。[写真 韓国文化財庁]
1941年大韓民国臨時政府国務委員会主席だった金九先生が自ら書いた「金九署名文太極旗」は独立活動家の島山(トサン)安昌浩(アン・チャンホ)先生の子孫が1985年「島山安昌浩遺品」として独立記念館に寄贈したことでその存在が世に知られるようになった。金九先生の肉筆により墨で134文字が書かれ、最後に日づけ・署名と共に「金九」と刻まれた四角の印鑑が押されている。金九先生は当時、中国重慶で活動していたベルギーの神父メーウスに「米国に行ってわれわれ同胞に会ったらこの言葉を見せてほしい」と伝達し、メーウス神父は米国に行って島山安昌浩先生の李恵錬(イ・ヘリョン)夫人にこの太極旗を届けた。
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