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韓国慶北でファイザーワクチン接種の50代男性が死亡

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ファイザー製ワクチン

2日にファイザー製の新型コロナワクチンを接種した50代の男性Aさんが異常反応を見せ、9日後の11日に死亡した。慶尚北道清道郡(チョンドグン)に住むAさんはファイザー製ワクチンを接種した後、めまい、吐き気などを訴え、病院で治療を受けていた。保健当局はワクチンとの関連性など正確な死因を調べている。Aさんは高血圧など基礎疾患があったという。

大邱(テグ)・慶北(キョンブク)地域では感染拡大が続いている。ワクチン接種後に死者が出たほか、デルタ変異株による突破感染も相次いでいる。

大邱市・慶尚北道によると、12日0時基準で大邱・慶北地域の新規感染者数は前日より102人増えた。


大邱は宗教施設や体育施設などで感染者が発生している。この日の大邱の新規感染者数は39人。うち4人は最近集団感染が発生した寿城区(スソング)のテコンドー道場と関連している。これでテコンドー道場関連の感染者数は計110人となった。西門(ソムン)市場関連の感染者も新たに2人確認され、計52人に増えた。防疫当局は先月19日にソウルから2人の客が訪れた後、一部の商人を中心に感染が拡大したとみている。

集団感染が発生した大邱(テグ)M教会関連の感染者も1人増えた。教会は大邱の寿城区と達西区(タルソグ)・東区(トング)、慶北安東市(アンドンシ)など4カ所の教会が「姉妹教会」方式で運営されている。信徒は6月から7月まで週末に礼拝と集会をし、一部の行事では会食もしたと、大邱市側は伝えた。この教会関連の累計感染者数は計180人となった。体育施設に分類される達西区ピラティススタジオ関連でも前日の5人に続いて1人の感染が確認された。

新型コロナ感染者の急増を受け、大邱市は11日、無症状または軽症患者用の生活治療センターを追加で設置した。慶州(キョンジュ)の現代自動車グループ人材開発院嶺南圏教育施設を利用し、306室、612病床(2人1室基準)規模。

慶北地域ではこの日、63人の新規感染者が確認された。慶北の最近1週間の一日平均新規感染者数は52.7人。現在4501人が隔離状態という。

蔚山(ウルサン)でも新規感染者49人(11日午後7時基準)が確認された。



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