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<東京五輪>外信も「旭日旗クライミング」だというのに…大韓体育会長「拡大解釈だ」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
李会長はスポーツクライミングの旭日旗のシェイプなどに関連する質問に「観点の違いだと考える。すべての状況を一つのものさしで見ることはできない。適切か、行き過ぎているかの問題だ。IOCや日本組織委と多くの話をやりとりし、書面で受けたということは公式化されたことだ。これからはそのようにはできないだろう。選手村前(のデモも)初めはあったが、その後は警視庁ができないようにした。ゴルフ場クライミングは形状物として見て、そこまで考えなかった。考える余裕もなかった。行き過ぎた拡大解釈ではないのか、私は個人的にそのように考える」と述べた。李会長は「行き過ぎた拡大解釈」という単語を使った。

だが、10年以上にわたり旭日旗退治と独島(トクド、日本名・竹島)守護運動を行ってきた誠信(ソンシン)女子大学の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は「私は(李会長の)意見に反対だ。ユーロスポーツと国際スポーツクライミング連盟も『ライジングサン』と表記したのに、拡大解釈とは。赤色の点に16本の光線があるから旭日旗なのではない。戦犯旗を意図的に形象化した構造物も大きな問題」とし「大韓体育会がIOCに公式文書を受けたというが、拡大解釈だと言うのではなく、実行して手本を見せる良い機会だ。当然抗議しなければならない」と明らかにした。

李会長が東京で記者会見を行った8日。その日午後、キム・ジャインは東京五輪ボルダリング第3課題の画像と一緒にインスタグラムにこのようなコメントを残した。


「私は日本のクライマーや選手たちにどのような悪感情も持っていません。でも第3課題については必ず一言話しておかなければならないようです。ルートセッターがどこの国の人なのか、そして彼らがルートセッティングをするときに旭日旗を意図したのかは、この映像を見て、皆さんの判断に任せます。そこには大会を作る数多くのオフィシャルステップがありましたが、誰もこの問題に対して最低限の注意を払いませんでした。五輪ブロードキャスト公式解説者はその問題のデザインを『Japanese rising sun』そして『the image depicts rising sun』と直接言及しました。解説者は運営スタッフからルートに対する情報を十分に受けて中継を進めるため、これは解説者個人の考えではないと思います。旭日旗は日本が第2次世界大戦期間中に使った軍旗で、日本軍国主義を象徴する戦犯旗です。軍事侵略被害国にとって、旭日旗はドイツナチスの象徴であるハーケンクロイツと違うところがないので、旭日旗はいつも韓国を含む被害国家と日本の間の非常に敏感な問題です。もし彼らがこのような歴史と外交に対して少しでも理解するなら、旭日旗のシェイプがすばらしいという考えは持てないはずです。IOCは旭日旗に対しても政治的・宗教的・人種的な宣伝活動を禁じる五輪憲章を適用すると約束したことがあります。もし彼らが五輪精神を守ろうと思うなら、五輪舞台でそのデザインとそのコメントは絶対に使ってはならず、これに関連する責任者は謝らなければなりません」


<東京五輪>外信も「旭日旗クライミング」だというのに…大韓体育会長「拡大解釈だ」(1)

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