インターネットブックメーカーがオリンピック（五輪）女子バレーボールで準決勝に進んだ４チームのうち、韓国の優勝確率に最も高いオッズ（配当率）をつけた。オッズが高いということは優勝確率が低い弱体チームという評価だ。インターネットベッティングはオッズにより収益が変わる冷徹な勝負の世界だ。インターネットブックメーカーは最高の収益を収めるために客観的な要因を検討してオッズを決めている。

◆優勝オッズ、韓国は１９倍

Ｂｅｔ３６５は６日、韓国の優勝オッズを１９倍と策定した。１ドルを賭けた場合、韓国が優勝すれば１９ドルになるという意味だ。ブラジル、米国、セルビアのオッズはそれぞれ２．２５倍、３．０倍、４．０倍だ。Ｂｅｔ３６５は韓国の準決勝相手であるブラジルを最も強力な優勝候補に挙げた。


ＢｗｉｎもＢｅｔ３６５の予測から大きく外れなかった。唯一の違いは米国の優勝オッズを２．５倍にした点だ。米国の優勝の可能性をＢｅｔ３６５より高く評価した。

◆ブラジル戦、韓国勝利オッズ８倍

ブックメーカーはブラジルとの準決勝で韓国が勝利する可能性もほぼないと評価した。ブラジルが韓国に勝つという予測に対するＢｅｔ３６５のオッズは１．０６２倍にすぎない。ブラジルの勝利に１０００ウォンを賭けて的中してもせいぜい１０６２ウォンにしかならないという意味だ。だが韓国の勝利には８倍のオッズがつけられている。Ｂｗｉｎはブラジル勝利に１．０５倍、韓国の勝利に８．５倍のオッズをつけた。

これらブックメーカーはセルビアと米国の試合に対しては両チームの勝利にそれぞれ１．８～１．９倍のオッズをつけた。伯仲の実力でどちらが勝つか分からないときに出てくるオッズだ。