3日、中央災害安全対策本部のブリーフィングで政府のワクチン確保が遅れたせいで接種の機会を得ることができなかった人々の感染が増えているのではないかとの取材陣の質問に、中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長(保健福祉部報道官)が「韓国より死亡者数が300倍である米国の責任が300倍だと判断することは難しい」と答えた。
最近、接種順序を待っている若年層での重症患者の割合が高まっていることを受け、取材陣が「政府が先制的にワクチンを確保できず、接種速度が遅い責任があるという指摘がある」と質問したところ、ソン班長は「接種速度に対する責任問題は簡単ではない」と話した。また「現在の状況で死亡者に対する責任性問題を論じるのはそれほど役に立たない」とも答えた。
ソン班長は「致命率は1.04%を維持しており、今まで死亡者は2104人」とし「このような結果は様々な状況が複合的に展開されることなので、ある一つの部分で評価することは難しい」と説明した。また「米国は現在まで60万7000人余り程度が死亡し、致命率は1.8%」として「われわれより300倍以上死亡者が発生しているが、この部分に対して同様に責任性の問題がそうであれば(あるとしたら)、米国政府が韓国より300倍程度責任が多いと判断することは難しい問題」と話した。
ワクチンの需給が円滑に進められたとすれば、現在感染者の多数を占める20~50代の接種がより早かったかもしれず、重症患者と死亡者を減らすことができたという専門家の指摘が出ているにもかかわらず、役に立たない問題提起だとして一蹴して死亡者が300倍多い米国政府の責任はそれだけ多いのかを反問したわけだ。政府の基本的な責任意識が欠如しているのではないかという指摘が出る。
最近、接種順序を待っている若年層での重症患者の割合が高まっていることを受け、取材陣が「政府が先制的にワクチンを確保できず、接種速度が遅い責任があるという指摘がある」と質問したところ、ソン班長は「接種速度に対する責任問題は簡単ではない」と話した。また「現在の状況で死亡者に対する責任性問題を論じるのはそれほど役に立たない」とも答えた。
ソン班長は「致命率は1.04%を維持しており、今まで死亡者は2104人」とし「このような結果は様々な状況が複合的に展開されることなので、ある一つの部分で評価することは難しい」と説明した。また「米国は現在まで60万7000人余り程度が死亡し、致命率は1.8%」として「われわれより300倍以上死亡者が発生しているが、この部分に対して同様に責任性の問題がそうであれば(あるとしたら)、米国政府が韓国より300倍程度責任が多いと判断することは難しい問題」と話した。
ワクチンの需給が円滑に進められたとすれば、現在感染者の多数を占める20~50代の接種がより早かったかもしれず、重症患者と死亡者を減らすことができたという専門家の指摘が出ているにもかかわらず、役に立たない問題提起だとして一蹴して死亡者が300倍多い米国政府の責任はそれだけ多いのかを反問したわけだ。政府の基本的な責任意識が欠如しているのではないかという指摘が出る。
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