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<東京五輪>IOC、6日の「広島原爆の日」に黙祷呼びかけず

ⓒ 中央日報日本語版
国際オリンピック委員会(IOC)は6日、各国の選手と大会参加者を対象に広島の原爆被害者を追悼する黙祷の時間を設けてほしいという日本側の要求を受け入れないことにしたと主要外信が2日に報道した。

広島市の松井一実市長は先月28日、IOCのバッハ会長に「何らかの方法で被爆の実相に触れていただきたい」とし、6日午前8時15分に選手村で黙祷をささげることで平和記念式典に参加してほしいという内容の書簡を送った。

広島原爆被害者団体はIOCの決定に反発した。広島県原爆被害者団体協議会の箕牧智之理事長代行は、「バッハ氏は何のために広島を訪問したのか。裏切られた気分だ」と反応した。


IOCは日本の黙祷要求は断ったが8日に予定された五輪閉会式でこれを記念する行事を検討しているという。五輪組織委員会の広報担当は、「広島原爆に関連してわれわれの考えを伝えるプログラムが閉会式に計画されている。IOCの政策は広島市民の考えを共有するもの」と話した。





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