中国が来年２月に予定されている北京冬季オリンピック（五輪）を必ず開催すると明らかにした。

中国メディアによると、北京冬季五輪組織委員会は最近開いた競技場建設に関するブリーフィングで、競技場の全般的な状況や重点分野を説明しながら「北京冬季五輪は必ず開催され、五輪が開かれている東京の新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）対策を鋭意注視している」としながら「東京の経験をベンチマーキングし、北京の防疫政策を加えて競技場別にオーダーメード型の防疫方案を制定している」と明らかにした。

組織委員会側は「あわせて競技場内の隔離通路や臨時トイレ、隔離壁、臨時隔離所など新型コロナの対応に関連した臨時施設も大幅に増設する計画」と話した。


２０２２年北京冬季五輪の開催に関連して中国政府はすでに競技場１２カ所とトレーニング場３カ所を完工し、臨時に設置される競技場２４カ所もほぼ完工段階だという。中国は北京冬季五輪開催の雰囲気を盛り上げるために来月２日から７日まで北京国家会議センターなどで国際冬季五輪博覧会を開催する。

一方、習近平国家主席は北京冬季五輪建設現場の視察を４回行った。また、今年５月には国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のトーマス・バッハ会長に大会開催には全く問題がないと話した。