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世界で人気の韓国童謡『サメのかぞく』剽窃訴訟、米作曲家が敗訴

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ピンクフォンのサメのかぞく[写真 スマートスタディ]

一緒に歌いやすいサビの「トゥルルットゥル」で世界中の子供たちの人気を集めている童謡『サメのかぞく(ベイビーシャーク)』の製作会社が著作権訴訟第1審で勝訴した。

ソウル中央地裁民事208単独李正権(イ・ジョングォン)部長判事は23日、米国の童謡作曲家ジョニー・オンリー氏(本名・ジョナサン・ロバート・ライト)が『サメのかぞく』を作った韓国企業スマートスタディを相手取り起こした損害賠償請求訴訟で、原告敗訴の判決を下した。

ジョニー・オンリー氏側は2019年3月に訴訟を提起し、北米圏の口伝歌謡を自身がリメイクしたが、その『ベイビーシャーク』という2次著作物を『サメのかぞく』が剽窃したと主張した。これに対し、スマートスタディ側は、『サメのかぞく』は口伝歌謡自体を模したため、ジョニー・オンリー氏の『ベイビーシャーク』をコピーしたものではないと対抗した。口伝童謡には著作権がなく、著作権侵害が認められない。


オンリー氏側が6月、裁判所に訴え取り下げ書を提出し、雰囲気はスマートスタディ側の勝訴に傾いた。しかし、スマートスタディ側は「判決により剽窃でないということの確認を受ける」とし、訴訟取り下げに同意しなかった。

『サメのかぞく』はサムスン出版社の子会社スマートスタディが幼児教育コンテンツピンクフォンで2015年にリリースした童謡だ。この童謡に合わせて踊るダンス動画(Baby Shark Dance)が現在、ユーチューブの累積再生回数90億回を超え、史上1位を記録するなど、大きな人気を博している。この童謡はビルボードのメインシングルチャートHot100にもチャートインした。



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