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テコンドーのチリ選手がコロナ陽性、東京五輪で初めての棄権

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

チリ代表団で唯一のテコンドー代表選手、フェルナンダ・アギーレ(24)。[写真 アギーレのインスタグラム キャプチャー]

東京オリンピック(五輪)に参加するために日本に行ったものの新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)陽性診断で棄権する選手が出てきた。今回の五輪で日本入国後出場を断念した初めての棄権選手だ。

21日、共同通信・毎日新聞などはチリ五輪委員会の発表を引用し、新型コロナ陽性診断を受けたテコンドー選手が競技を棄権すると報じた。

チリ五輪委員会は選手の名前を公表しなかったが、チリ代表チームで唯一のテコンドー代表選手であるフェルナンダ・アギーレ(24)であることが分かった。アギーレは25日女子57キロ級に出場する予定だったが、陽性診断後の隔離措置により出場が不可能になったため大会を棄権したという。


東京五輪組織委員会は21日午前、前日集計基準8人の新型コロナ感染者が発生したと発表した。選手村に宿泊しているチェコのビーチバレーボール代表チーム関係者1人、選手村外部で宿泊している外国選手1人、日本に居住している大会委託業務職員6人など8人が新型コロナに感染したことが明らかになったが、このうち「外国選手」がアギーレとみられる。



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