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【こちら東京】選手村で感染者発生、そして韓国代表チームの新たな覚悟

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

東京・晴海の選手村の大韓民国選手団宿舎に「虎が降りてくる」と書かれた垂れ幕が設置された。チャン・ジンヨン記者

東京五輪開幕を6日後に控えた17日、五輪選手村で新型コロナウイルス感染者が発生した。組織委員会関係者はこの日会見を開き、「海外から来た大会関係者で選手村に滞在していた1人が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けた」と明らかにした。感染者の国籍は明らかにされておらず、現在は指定ホテルで隔離中だ。

13日に開村した選手村には大会期間に選手とコーチ陣を含め約1万8000人が滞在する予定だ。滞在期間に選手らは毎日唾液を使った新型コロナウイルス検査をしなければならない。

同日に選手村に掲げられていた「李舜臣将軍垂れ幕」が撤去された。大韓体育会は14日、「臣にはまだ5000万国民の応援と支持が残っています」という韓国語の垂れ幕を大韓民国選手村に掲げた。現地メディアが政治的意図が込められていると問題にし、選手村で極右勢力の旭日旗デモも続いた。


これに対しIOCは「垂れ幕に引用された文言はIOC憲章第50条違反(五輪期間の政治的・宗教的・人種的表現禁止)で撤去すべき」と要求した。この過程で大韓体育会は五輪競技場で旭日旗を使った応援に対し抗議し、IOCがこの部分にも五輪憲章第50条を適用することにして垂れ幕撤去に合意した。

「李舜臣将軍」の垂れ幕が撤去された場所には新たな覚悟を込めた「虎が降りてくる」という垂れ幕が設置された。パンソリの「水宮歌」で虎が降りてくる場面にインスピレーションを得てフュージョン国楽バンドのイナルチが発表したこの歌は、大韓民国を象徴する虎を掲げている。



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