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2メートルの鉄格子の中に10年…19グラムへの貪欲が呼んだクマの悲劇=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ツキノワグマ

今月6日、韓国京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)のクマ飼育場からツキノワグマ2頭が脱走した。1頭は射殺されたが残り1頭はまだ行方がつかめていない。クマの行方よりも人々の好奇心を刺激しているのは、いったい何のためにクマが飼育されていたかだ。




クマは熊胆(生薬)採取のために飼育された個体だった。現在3歳で、10歳を越えれば屠殺される予定だった。合法的な飼育だ。該当の飼育場では9年前にもクマ2頭が脱走して2頭とも射殺された。5年前にはクマの違法増殖などで過怠金処分を受けたという。


◆10歳になると熊胆採取ために屠殺

韓国で本格的にクマの飼育が可能になったのは1981年だ。政府は農家所得増大のためにクマの飼育を推奨したが、そのわずか4年後にクマが国際的絶滅危惧種になって輸出入が禁じられた。農家が反発すると、政府は農家の所得保全のために熊胆採取を許容した。その後、現行法上で10年以上になった個体からのみ熊胆を得ることができ、他の用途で使うのは不可能になった。そのため、飼育されたクマは10歳になるとほとんどが屠殺される。約19グラムほどの熊胆のために命を終えるということだ。

韓国において、クマ飼育事業の好況期には最大1400頭まで増えた個体数は今年3月基準で398頭に減った。農家は27軒が残るのみだという。問題は熊胆採取のためにクマを飼育することが合法なのは中国と韓国だけという点だ。ベトナム、カンボジアなどの東南アジア諸国でもクマを熊胆採取用に利用するのは違法で、摘発時には個体が没収されたり協議後に救出されたりするという。

◆展示観覧用は依然と繁殖可能

韓国で熊胆採取用クマの「繁殖」は違法だ。展示観覧用に用途を変更すれば繁殖は可能だが、飼育環境など備えなければならない条件が多く、現時点で韓国のクマ飼育場は環境庁から許可を受けることが容易ではない。今回のクマ脱走事件が起きた農場も中性化されていない個体を展示観覧用に変更した。だが、施設変更をせず、これに先立って過怠金処分を受けたという。結局、不十分な飼育場のために今回の脱走事故が起きることになった。

過去5年間、クマ飼育場の不法増殖によって摘発されたクマは35頭で、そのうち7頭は劣悪な環境によって死んだという。緑色連合緑色生命チームのパク・ウンジョン・チーム長は「不法増殖に対する罰金は200万~300万(約20~29万円)ウォンにすぎない。これさえも1頭当りで決められるものではなく、摘発された件数で処分が下される」と説明した。

◆成獣になると狭い鉄格子で自傷行動も

動物保護団体はクマの飼育環境が過度に劣悪だと口をそろえる。主に縦横2メートルの狭い鉄格子の中に、多い時には3頭が一緒に飼育される。パク・チーム長は「成獣となったクマが自分の領域を確保できず狭い空間に押し込められれば問題が起きる」とし「同種間で争いが起こって死んだり、過度なストレスにさらされて自害したりする」と説明した。

2018~2019年、緑色連合は3600人余りの市民から募金を受けて飼育されていたクマ4頭を救出したことがある。4頭はそれぞれ全州(チョンジュ)動物園が清州(チョンジュ)動物園に移動して保護を受けている。環境部では、これら動物園の施設改善のために国費を支援し、各動物園は生活環境をコンクリートから土の地面に変え、木などの構造物を作って野生と似たような環境を整えた。

これまで国家次元でクマのための保護施設を用意しなければならないという主張が提起されてきた。昨年12月、飼育グマおよびツキノワグマ保護施設を作る予算が国会本会議を通過した。90億ウォンが投入される国内初のクマ保護施設は2024年智異山(チリサン)の麓の全羅南道求礼郡(チョルラナムド・クレグン)に完成する予定だ。

緑色連合は6日に声明書を出して「常習的に行われている不法増殖に対して没収処分と国家の保護を要求してきたが、持続的な不法増殖、劣悪な環境でのクマの斃死、脱走事故など不法や事件事故が絶えることなく続いている」と指摘した。あわせて「政府主導で求礼に建設中のクマ保護施設を早期に推進しなければならない」とし「今回の脱走事故を契機に不法増殖と飼育グマ産業の終息に対する環境部のロードマップが出されるべきだ」と求めた。



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