８日、韓国の新型コロナ新規感染者数は１２７５人で、２日連続で１０００人以上を記録した。韓国で新型コロナの初めての感染者が確認された昨年１月２０日以降、約１年６カ月ぶりに最多だ。

中央防疫対策本部はこの日０時基準で新規感染者が１２７５人だと明らかにした。前日（１２１２人）より６３人増えた。国内発生は１２２７人、海外流入は４８人だ。累積感染者は１６万４０２８人だ。


２日からこの日まで最近１週間発生した新規感染者は一日に８２５人→７９４人→７４３人→７１１人→７４６人→１２１２人→１２７５人だ。この期間に１２００人台が２回、８００人台が１回、７００人台が４回だ。


死亡者は１人で、累積死亡者は２０３４人（致命率１．２４％）となった。重症患者は１５３人ということが分かった。

症状が疑われると通報した検査者数は３万６２８０人だ。首都圏臨時選別検査所の検査件数は７万４７８７件（感染者２４４人）、非首都圏臨時選別検査所の検査件数は３９２１件（感染者１４人）だ。総検査件数は１１万４９８８件だった。

新規隔離解除者は４２３人で、累積計１５万１９２３人が隔離解除された。現在１万７１人が隔離中だ。

新型コロナ予防接種対応推進団はこの日０時基準で新規１回目の接種者が３万５０６４人で、計１５４７万６０１９人が新型コロナワクチンの１回目の接種を受けた。５５５万３１２０人が接種を完了した。

一方、金富謙（キム・ブギョム）首相はこの日、ＭＢＣ（文化放送）ラジオ『キム・ジョンベの視線集中』とのインタビューで「（第４次大流行と）言い切ることはできないが、新型コロナの危機克服では最も重大な山場だと判断している」として「首都圏での拡大傾向を落ち着かせることができなければ、その間１年半間全国民がともに苦労したのが水の泡になりかねないという危機感を持っている」と話した。