北朝鮮と日本のサイバー力量が並んで世界最下位レベルという分析があった。

英国国際戦略問題研究所（ＩＩＳＳ）が米国と中国、ロシアなど１５カ国のサイバー力量を分析した報告書によると、北朝鮮と日本は１－３等級のうち最も低い等級を受けた。

報告書は北朝鮮がサイバー攻撃に脆弱だと分析した。報告書は「インターネット接続が政府によって強く統制されていて、世界インターネット網に連結するための『ゲートウェイ』が少なく、攻撃に脆弱」とし、この拠点さえ攻撃すれば北朝鮮のインターネット使用はまひすると伝えた。このほか情報通信技術と関連教育の不足が北朝鮮のサイバー関連事業を妨げていると、報告書は説明した。


北朝鮮と共に３等級に分類された日本については、最近はサイバー力量の強化に取り組み始めたが、まだ公式的な軍内サイバー戦略がない点などが脆弱性の原因に挙げられた。