3302.84。過去初めて3300を突破した25日のKOSPI(韓国総合株価指数)の終値だ。KOSPIの上昇が続いている。年初(1月7日)に3000時代を開いて以降、3100、3200を順に突破し、ついに3300を超えた。6カ月間に300ポイント(10%)上昇したということだ。この日の取引時間中には3316.08まで上昇した。前日の取引時間中の最高値は3292.27だった。
3300の扉を開いたのは外国人と機関だ。この日、外国人(3494億ウォン)と機関(5897億ウォン)の買いが株価上昇を牽引した。一方、これまで株価を支えてきた個人は8190億ウォン(約804億円)の売り越しとなった。
◆カカオ・ネイバーは2%下落
時価総額上位銘柄ではSKハイニックスが2%近く値上がりした。LG化学(0.84%)をはじめ、サムスン電子(0.49%)、現代車(0.21%)は小幅上昇した。この日、機関と外国人の資金がSKハイニックスをはじめ、LG化学、サムスン電子など大型情報技術(IT)業種に集まった影響だ。最近急激に値上がりしたカカオ(-1.59%)とネイバー(-2.26%)は2日連続で下落した。
◆米国発の追い風で回復した投資心理
現在のKOSPIの上昇動力は米国だ。24日(現地時間)、バイデン米国大統領が注力してきたインフラ投資計画に上院議員が合意し、KOSPI上昇に火をつけた。AP通信などによると、今回合意した金額は9530億ドルにのぼる。各国の景気が回復の動きを見せるなか資金が供給されるということでリスク資産選好心理が回復した。
KTB投資証券のパク・ソクヒョン投資戦略チーム長は「前日、米連邦準備制度理事会(FRB)が先制的な利上げはないとして緩和的基調を維持することを再確認し、経済の不確実性が消えた影響も大きい」と分析した。
投資心理の回復で各国の株価も一斉に値上がりした。米ナスダック指数とスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)指数は前日比0.5%以上値上がりして過去最高値を更新した。アジアの日経平均(0.66%)、台湾加権指数(0.41%)も値上がりした。
◆KOSPI、3600超の予想も
KOSPI上昇は下半期まで続くのか。楽観的な見方が多い。上昇の材料に挙がっているのは企業のアーニングサプライズだ。金融情報会社エフエヌガイドがKOSPI上場176社を対象に出した今年の年間営業利益(連結基準)推定値は199兆ウォンと、昨年末の推定値(173兆ウォン)に比べ14%以上増加した。
パク・ソクヒョン研究員は「4-6月期の業績発表を控えて期待感はかなり強い」とし「企業のサプライズ業績で株価は上昇傾向を維持するだろう」と予想した。大信証券のイ・キョンミン研究員も「大型ハイテク株を中心に実績が伴う成長株が株価上昇を牽引するはず」と話した。下半期の目標KOSPI指数は3630を提示した。
一方、この日、コスダック指数は1012.13と、前日比0.05%下落した。個人と外国人が約900億ウォンの買い越し、機関は734億ウォンの売り越しとなった。
3300の扉を開いたのは外国人と機関だ。この日、外国人(3494億ウォン)と機関(5897億ウォン)の買いが株価上昇を牽引した。一方、これまで株価を支えてきた個人は8190億ウォン(約804億円)の売り越しとなった。
◆カカオ・ネイバーは2%下落
時価総額上位銘柄ではSKハイニックスが2%近く値上がりした。LG化学(0.84%)をはじめ、サムスン電子(0.49%)、現代車(0.21%)は小幅上昇した。この日、機関と外国人の資金がSKハイニックスをはじめ、LG化学、サムスン電子など大型情報技術(IT)業種に集まった影響だ。最近急激に値上がりしたカカオ(-1.59%)とネイバー(-2.26%)は2日連続で下落した。
◆米国発の追い風で回復した投資心理
現在のKOSPIの上昇動力は米国だ。24日(現地時間)、バイデン米国大統領が注力してきたインフラ投資計画に上院議員が合意し、KOSPI上昇に火をつけた。AP通信などによると、今回合意した金額は9530億ドルにのぼる。各国の景気が回復の動きを見せるなか資金が供給されるということでリスク資産選好心理が回復した。
KTB投資証券のパク・ソクヒョン投資戦略チーム長は「前日、米連邦準備制度理事会(FRB)が先制的な利上げはないとして緩和的基調を維持することを再確認し、経済の不確実性が消えた影響も大きい」と分析した。
投資心理の回復で各国の株価も一斉に値上がりした。米ナスダック指数とスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)指数は前日比0.5%以上値上がりして過去最高値を更新した。アジアの日経平均(0.66%)、台湾加権指数(0.41%)も値上がりした。
◆KOSPI、3600超の予想も
KOSPI上昇は下半期まで続くのか。楽観的な見方が多い。上昇の材料に挙がっているのは企業のアーニングサプライズだ。金融情報会社エフエヌガイドがKOSPI上場176社を対象に出した今年の年間営業利益(連結基準)推定値は199兆ウォンと、昨年末の推定値(173兆ウォン)に比べ14%以上増加した。
パク・ソクヒョン研究員は「4-6月期の業績発表を控えて期待感はかなり強い」とし「企業のサプライズ業績で株価は上昇傾向を維持するだろう」と予想した。大信証券のイ・キョンミン研究員も「大型ハイテク株を中心に実績が伴う成長株が株価上昇を牽引するはず」と話した。下半期の目標KOSPI指数は3630を提示した。
一方、この日、コスダック指数は1012.13と、前日比0.05%下落した。個人と外国人が約900億ウォンの買い越し、機関は734億ウォンの売り越しとなった。
この記事を読んで…