イスラエルのヘブライ大学にはモービルアイなど同大学が生んだ主要創業成果が展示されている。[中央フォト]
これに対し韓国は中身がとても不足する。研究開発が革新創業につながるどころか企業活動に活用される頻度すら低い。GDP1000億ドル比の特許出願件数7779件は世界1位で、規模だけ見れば2位である中国の5520件を大きく引き離しているように見える。だが中身を見てみればみじめな水準だ。政府研究開発事業費の70%が集中する大学と政府系研究所の特許活用率は33.7%にすぎない。韓国企業は活用率90.9%で特許10件を出せばこのうち9件を活用するが、財政が投入される大学・研究所の特許は10件中7件が実際の企業活動にまったく役に立たないいわゆる「死蔵特許」にとどまるのが実情だ。政府支援事業予算が使われるたびに税金浪費議論で騒がしくなる理由だ。
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