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<韓国物流センター火災>火災初期、スプリンクラー8分間切られていた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

19日午後にクーパン物流センター火災現場で行方不明になったキム・ドンシク救助隊長に対する捜索が再開されたがキム隊長は死亡しているのが見つかった。シム・ソクヨン記者

京畿道利川市(キョンギド・イチョンシ)のクーパン物流センター火災が、建物の地下2階に設置された扇風機用コンセントから始まった可能性が提起された。17日に地元メディアが公開した防犯カメラの映像を見ると、この日午前5時14分ごろに建物地下2階の倉庫内の陳列台の上に設置されたコンセントから煙が出ている。警察と消防当局が発表した火災発生時刻が午前5時20分である点から推測すると、この場所から最初に火災が発生した可能性があるという。

警察関係者は20日、「地下にエアコンがないため働く人たちが暑いことから棚ごとに扇風機用コンセントがひとつずつは付けられていた。扇風機から(火災が)始まったことは確認できていないが、扇風機を差したコンセントから出火したものと推定できる」と話した。公共輸送労組全国物流センター支部のキム・ハンミン支部長は中央日報との通話で「猛暑のため物流センターで扇風機を実際に多く稼働させることはある」と話した。

事故当時スプリンクラーが切られていたという指摘も出た。この日京畿道消防災害本部のイ・サンギュ本部長は「原則的に(スプリンクラーを)切ってはならない。今回も8分程度切られていたものと現在まで把握している」と話した。


火災で殉職したキム・ドンシク救助隊長(52)の葬儀場を訪れた「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表との面談でのことだ。イ本部長は「誤作動が多く火災警報が1度鳴ったら全員避難するが、2度目からは『これは誤作動』という。そんな状況で今回も8分ほど切っていたとみられる」と説明した。

今回の事故と関連し公共輸送労組クーパン物流センター支会は18日、クーパン本社前で記者会見を行い、再発防止対策を促した。



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