国王フェリペ6世の招待でスペインを国賓訪問した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻が15日(現地時間)午後、スペイン首都マドリードに到着して2泊3日の公式日程を開始した。[写真 青瓦台インスタグラム]
愛国歌とスペイン国歌が演奏され、演奏中には21発の礼砲が発射された。フェリペ6世は「新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で厳しい時期に文大統領のバルセロナ経済人協会例年フォーラム出席が肯定的なメッセージになだろう」としながら「夕方、国賓夕食会に最大規模で経済人が出席する。韓国に対するスペインの関心をお見せする」と述べた。
続いてマドリード市庁前では太極旗とスペイン国旗、応援プラカードを持った現地韓人が「愛してます、大統領」などと叫んで歓迎し、これに対して文大統領は手をあげて挨拶した。マドリードのホセ・ルイス・マルティネス・アルメイダ市長は「韓国の事例を見てコロナに迅速な対応が重要だということを学んだ。板門店(パンムンジョム)宣言も国際社会の歴史的先例」と評価した。
文大統領はフェリペ6世夫妻とともに主催国賓夕食会に出席し、「70年以上続いた友情が昨年のコロナ状況以降、一層緊密な協力につながった」とし「韓国はコロナ初期に赤道ギニアに孤立した韓国国民の帰還を助けてくれたスペインを忘れていない。韓国がスペインに提供した迅速診断キットも友情の象徴」と話した。
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