文大統領が乗った車がアーリントン国立墓地に入る際、米国海兵隊、海軍、沿岸警備隊などで構成された儀仗隊が21発の礼砲を撃った。米国で21発の礼砲は政府や軍関係者に対する「深い敬意」の表示だ。文大統領は無名戦士の墓の階段を上って花輪に手をのせる形で献花した。続いて儀仗隊の号令で胸に手をあてて敬礼した。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は「文大統領が、慣れない地で自由と平和のために献身したすべての軍人の犠牲に敬意を表した」と伝えた。
文大統領は国立墓地記念館の展示室に移動し、国立墓地管理局長に迎えられた。展示室を見回った後、無名戦士の犠牲を追悼する記念牌を寄贈した。記念牌は国軍遺体発掘団が発掘した韓国戦争参戦米軍の服やボタンなどで製作された。記念牌には「無名戦士と彼らの高貴な犠牲を称えて」と書かれていた。