韓国の新型コロナウイルス感染症ウイルスの検出率が初めて20%台を突破した。変異株検出率は英国・南アフリカ共和国・ブラジルなど韓国の主な変異ウイルス拡散の度合いを見せる指標だ。
11日、疾病管理庁中央防疫対策本部によると、5月第1週目に変異株ウイルス検出率は27.5%だった。4月最後の週の検出率(14.8%)に比べて2倍程度上昇した。昨年12月変異株ウイルスの分析を始めて以来最も高い数値だ。
韓国の変異株検出率は1月第3週目に17.9%、2月第2~4週目に10%台となり、それ以外にはずっと一桁を維持した。そうするうちに4月10%台を超え、20%台に急激に増えた。中央防衛機対策本部は毎週感染者の15%を標本抽出して遺伝子分析を通じて変異株の有無を確認する。これには海外から入国した感染者も含まれている。地域社会の変異株検出率だけを考えると24.9%だ。
変異株検出率が突然上昇した最も大きな原因は、蔚山(ウルサン)と富川(プチョン)などで変異株の集団感染が発生したためだ。この日0時基準で主な3種の変異ウイルス感染者は176人追加されて計808人に増えた。新規感染者の中で英国型変異株感染者が154人で最も多く、南アフリカ共和国型変異株感染者が22人となった。感染経路をみると、35人は海外から流入した事例で、141人は地域で感染した。国内発生141人の中で相当数は集団感染事例と関係がある
最近、蔚山では2月初め、葬儀場、ゴルフ練習場に関連した集団感染が発生し、彼らから英国型変異株が確認されて以降流行が蔚山全地域に拡大する傾向だ。蔚山地域の変異株感染者は累積133人に増えた。
中央防疫対策本部のパク・ヨンジュン疫学調査チーム長は「蔚山以外に慶南(キョンナム)地域で英国型変異株が確認されている地域は慶南泗川(サチョン)地域で、飲食店を通した感染などを調べる過程で確認され、疫学的にまだ(関係性が)確認されていない他の集団事例でも追加で確認されている」として「英国型変異株自体が地域社会内でさらに広がって確認される可能性が大きい。ただし、地域社会の流行規模を急激に増加させることができるかに対してはモニタリングが必要だ」と話した。
京畿道富川市(キョンギド・プチョンシ)でも先月末デイケアセンターで初めての変異株感染者が確認された後、学校などに追加で広がり、南アフリカ共和国型変異株感染者が22人に増えた。該当デイケアセンターでは先月19日、従事者と利用者の一部がワクチンを接種し、2日後である先月21日初めての感染者が発生した後、相次ぎ感染者が確認された。当局は接種者などが抗体がまだ形成される前に新型肺炎に感染したとみている。誘電体検査を通じて確認されたことだけでもこの程度で、関連感染者が累積103人(デイケアセンター関連85人、小学校関連18人)に達するだけに、変異株感染者はさらに多くなるものとみられる。
パク・ヨンジュン・チーム長は「デイケアセンターで感染が始まり『n差感染』によって小学校まで連結された事例」として「変異株感染が確定した事例が22人で、残りの部分は疫学的に関係のある事例だ。103人全員は南アフリカ共和国型変異株に準じて管理されている」と話した。
当局は蔚山と富川などの感染について、中央と地方自治体合同対応チームを設けて変異ウイルスの監視を強化している。
中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は「蔚山にあった英国型変異株の流行、京畿道富川市の南アフリカ共和国型変異株は現在の流行頂点を過ぎて減少傾向にあるとみている」としつつも「散発的な発生は当分続く可能性がある」と話した。
実験室の分析で変異株として確認されたわけではないが、疫学的に変異株感染者と関係があり、変異株の可能性が大きい人々(1089人)まで合わせれば国内の主な3種変異株感染者は1897人に達する。
英国型変異株はかつてのウイルスに比べて感染力が強い特性がある。イ・サンウォン団長は「多くは50%程度の感染力が強まるという研究結果がある」と話した。南アフリカ共和国とブラジル型変異株はワクチン接種を通じて現れる可能性がある免疫を回避する能力があると知られている。ただし、イ・サンウォン団長は「5日発表された論文によると、ファイザー製ワクチンを基準に南アフリカ共和国型変異株も約72%程度の防御力があるという発表がある」として「防御力はまだあるという方が検証された事実だといえる」と説明した。
主な3種以外にその他の変異ウイルスによる感染者も着実に確認されている。▼カリフォルニア490件▼インド58件▼ニューヨーク13件▼英国/ナイジェリア9件▼フィリピン6件で、現在まで計576件となっている。
インド型変異株に関連し、4日から3回にかけてインドから入国した540人の在インド韓国人の中で16人が新型肺炎に感染したが、この中で1人がインド型変異株感染者と確認された。イ・サンウォン団長はこの感染者について「治療を受けている」として「危篤な状況ではない」と説明した。インド型変異株感染者58人の場合、51人が海外入国者で、残りの7人は彼らによる2次感染の事例だ。イ・サンウォン団長は「全世界の新規発生の47%をインドが占めるほど増加傾向が急激で、また早く広がっている」として「このような状況を綿密にモニタリングする一方、変異ウイルスの地域社会の感染遮断のために防疫管理を継続していく」と話した。
11日、疾病管理庁中央防疫対策本部によると、5月第1週目に変異株ウイルス検出率は27.5%だった。4月最後の週の検出率(14.8%)に比べて2倍程度上昇した。昨年12月変異株ウイルスの分析を始めて以来最も高い数値だ。
韓国の変異株検出率は1月第3週目に17.9%、2月第2~4週目に10%台となり、それ以外にはずっと一桁を維持した。そうするうちに4月10%台を超え、20%台に急激に増えた。中央防衛機対策本部は毎週感染者の15%を標本抽出して遺伝子分析を通じて変異株の有無を確認する。これには海外から入国した感染者も含まれている。地域社会の変異株検出率だけを考えると24.9%だ。
変異株検出率が突然上昇した最も大きな原因は、蔚山(ウルサン)と富川(プチョン)などで変異株の集団感染が発生したためだ。この日0時基準で主な3種の変異ウイルス感染者は176人追加されて計808人に増えた。新規感染者の中で英国型変異株感染者が154人で最も多く、南アフリカ共和国型変異株感染者が22人となった。感染経路をみると、35人は海外から流入した事例で、141人は地域で感染した。国内発生141人の中で相当数は集団感染事例と関係がある
最近、蔚山では2月初め、葬儀場、ゴルフ練習場に関連した集団感染が発生し、彼らから英国型変異株が確認されて以降流行が蔚山全地域に拡大する傾向だ。蔚山地域の変異株感染者は累積133人に増えた。
中央防疫対策本部のパク・ヨンジュン疫学調査チーム長は「蔚山以外に慶南(キョンナム)地域で英国型変異株が確認されている地域は慶南泗川(サチョン)地域で、飲食店を通した感染などを調べる過程で確認され、疫学的にまだ(関係性が)確認されていない他の集団事例でも追加で確認されている」として「英国型変異株自体が地域社会内でさらに広がって確認される可能性が大きい。ただし、地域社会の流行規模を急激に増加させることができるかに対してはモニタリングが必要だ」と話した。
京畿道富川市(キョンギド・プチョンシ)でも先月末デイケアセンターで初めての変異株感染者が確認された後、学校などに追加で広がり、南アフリカ共和国型変異株感染者が22人に増えた。該当デイケアセンターでは先月19日、従事者と利用者の一部がワクチンを接種し、2日後である先月21日初めての感染者が発生した後、相次ぎ感染者が確認された。当局は接種者などが抗体がまだ形成される前に新型肺炎に感染したとみている。誘電体検査を通じて確認されたことだけでもこの程度で、関連感染者が累積103人(デイケアセンター関連85人、小学校関連18人)に達するだけに、変異株感染者はさらに多くなるものとみられる。
パク・ヨンジュン・チーム長は「デイケアセンターで感染が始まり『n差感染』によって小学校まで連結された事例」として「変異株感染が確定した事例が22人で、残りの部分は疫学的に関係のある事例だ。103人全員は南アフリカ共和国型変異株に準じて管理されている」と話した。
当局は蔚山と富川などの感染について、中央と地方自治体合同対応チームを設けて変異ウイルスの監視を強化している。
中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は「蔚山にあった英国型変異株の流行、京畿道富川市の南アフリカ共和国型変異株は現在の流行頂点を過ぎて減少傾向にあるとみている」としつつも「散発的な発生は当分続く可能性がある」と話した。
実験室の分析で変異株として確認されたわけではないが、疫学的に変異株感染者と関係があり、変異株の可能性が大きい人々(1089人)まで合わせれば国内の主な3種変異株感染者は1897人に達する。
英国型変異株はかつてのウイルスに比べて感染力が強い特性がある。イ・サンウォン団長は「多くは50%程度の感染力が強まるという研究結果がある」と話した。南アフリカ共和国とブラジル型変異株はワクチン接種を通じて現れる可能性がある免疫を回避する能力があると知られている。ただし、イ・サンウォン団長は「5日発表された論文によると、ファイザー製ワクチンを基準に南アフリカ共和国型変異株も約72%程度の防御力があるという発表がある」として「防御力はまだあるという方が検証された事実だといえる」と説明した。
主な3種以外にその他の変異ウイルスによる感染者も着実に確認されている。▼カリフォルニア490件▼インド58件▼ニューヨーク13件▼英国/ナイジェリア9件▼フィリピン6件で、現在まで計576件となっている。
インド型変異株に関連し、4日から3回にかけてインドから入国した540人の在インド韓国人の中で16人が新型肺炎に感染したが、この中で1人がインド型変異株感染者と確認された。イ・サンウォン団長はこの感染者について「治療を受けている」として「危篤な状況ではない」と説明した。インド型変異株感染者58人の場合、51人が海外入国者で、残りの7人は彼らによる2次感染の事例だ。イ・サンウォン団長は「全世界の新規発生の47%をインドが占めるほど増加傾向が急激で、また早く広がっている」として「このような状況を綿密にモニタリングする一方、変異ウイルスの地域社会の感染遮断のために防疫管理を継続していく」と話した。
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