中国出身の３０代の女性通訳者シェリー・ワン（３６）がビル・ゲイツ氏（６６）とメリンダ・ゲイツ氏（５７）の離婚に関わっているというデマを否定した。

６日、ＦＯＸニュースは２０１５年３月から財団の通訳者として活動してきたシェリー・ワン氏が、中国ＳＮＳ微博（ウェイボー、中国版ツイッター）に「うわさは自然に消えると思っていた。このようにおかしな状態になるとは思っていなかった」とし「本を何冊か読む時間になぜこのようなうわさに時間を無駄にしなければならないのか」と書いたと報じた。


夫人のメリンダ氏が離婚を決めたのは女性通翻訳者のシェリー・ワン氏のためだというのがデマの内容だ。


英紙デイリーメールによると、ワン氏は中国広州出身で、現在は米国に移住してシアトルに住んでいる。米国ブリガムヤング大学で経営学を専攻し、デルタ航空乗務員で働いた経験もあるという。

ゲイツ夫婦は具体的な離縁理由は明らかにしていない。ゲイツ夫婦は今月３日、共同声明を通じて「互いの関係について熟考と努力を重ねた結果、結婚生活に終止符を打つことを決心した」と知らせた。

あわせて「過去２７年の間、私たちは３人の素晴らしい子どもたちを育て、全ての人が健康で生産的な生活を送れるよう世界中で活動する財団を設立した」としながら「私たちは使命は今後も共有し、ともに財団の活動を続けていくが、人生の新たな段階に入り、夫婦としてともに成長できるとはもはや思えなくなった」と伝えていた。