韓国警察が「対北朝鮮ビラ」を散布したと主張した朴相学（パク・サンハク）自由北朝鮮運動連合代表に対し、６日午前、強制捜査を行った。

この日、警察と朴代表によると、警察はソウル江南区逸院洞（カンナムグ・イルォルドン）の朴代表の事務所に警察官を送った。

朴代表は中央日報の電話取材に「警察官が３人くらい来た」とし、「弁護士立会いの下（押収捜索を）すると言っており、弁護士が来たらすぐに始めると思う」と話した。


ソウル警察庁安保捜査隊は自由北朝鮮運動連合が先月２５～２９日、２度にわたり５０万枚の対北朝鮮ビラを散布したと主張したことについて内偵を行ってきたが、最近になって南北関係の発展に関する法律（南北関係発展法）違反の疑いで朴代表を立件して調査を行った。

朴代表は先月２５～２９日、非武装地帯（ＤＭＺ）に隣接する京畿道（キョンギド）・江原道（カンウォンド）一帯で対北朝鮮ビラを散布したと主張した。