次期海洋水産部長官に内定している朴俊泳氏の妻が運営するカフェのインスタグラムに上げられた陶磁器セットの広報写真。[写真 国民の力金善教議員室]
朴氏はこの日海洋水産部報道説明資料を通じ「国民の目の高さに合わない部分があったことを認める」と話した。
朴氏は「妻が英国で購入した小物類は自宅の装飾や家庭生活の中で使ったもので、当時販売目的がなかっただけでなく、その価値も高く評価されない中古品。カフェを開業することになり他の店舗との差別化のため自宅にあった小物類を売り場に陳列し、違法性の有無を認識しないまま一部を販売した」と釈明した。
続けて「結果的に国民の目の高さに合わない部分があったことを認め繰り返し謝りたい。関税逃れと事業者登録問題などについて積極的に検討し措置していく」と話した。
野党「国民の力」の金善教(キム・ソンギョ)議員はこの日、朴氏が韓国大使館に公使参事官として在職していた2015~2018年に朴氏の妻が湯飲み茶碗と皿のセットなど大量の陶磁器やアクセサリーを英国で購入した後、「外交官の引っ越し荷物」として韓国に持ち込んだ。朴氏の妻はこれに対し別途の税関申告をしていなかった。
朴氏の妻は2019年12月に京畿道(キョンギド)でカフェの営業を始め、ここでアクセサリーなどを販売したという。朴氏の妻はSNSを通じて陶磁器製品を広報したりもした。
「国民の力」のファン・ギュファン常勤副報道官は論評を通じ「一般的な状況なら密輸と変わらない」と批判した。
朴氏は4日に人事聴聞会を控えている。
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