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【時視各角】文大統領の共感能力はどの程度か

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

26日、青瓦台で開かれた首席秘書官・補佐官会議で発言する文在寅(ムン・ジェイン)大統領。 [青瓦台写真記者団]

「現在の危機をそのまま話すことで国民が正しい判断をできるようにした。国民は大統領のこうした率直さに信頼を抱くことができた」。

フランクリン・ルーズベルトのリーダーシップに関する本『疎通の力』に出てくる文章だ。日本が真珠湾を攻撃した当時のルーズベルトの対応をこの本はこう評価した。ルーズベルトは共感リーダーシップで進歩の30年執権の土台を築いた。ルーズベルトはラジオの国民向け談話でも信望を受けた。ルーズベルトの研究者らは「これを通じて国民は自分たちと向き合って対話をするような親密感を抱いた。大統領は悩みを直接相談できる人だと感じた」と書いている。

ルーズベルトは文在寅(ムン・ジェイン)大統領が尊敬する人物でありロールモデルでもある。コロナ克服のための政府のプロジェクト名は「韓国版ニューディール」だ。大統領選候補当時、彼のような大統領になりたいという考えを明らかにしていた。


しかし任期末に向かう文大統領とルーズベルトは相当な距離があるようだ。ロールモデルが持つ率直さと共感能力を文大統領と比較すればなおさらそうだ。ワクチン局面を見てみよう。接種率は5.43%(29日0時基準)とかなり低い。模範K防疫に陶酔してワクチン早期確保に失敗したのはファクトだ。そのまま事実を説明し、不十分な点を謝罪すべきだった。しかしワクチンに関する不安が深まった12日、文大統領は「多方面の努力でワクチン需給の不確実性を顕著に低めていることを自信を持って話す」と述べた。当時の接種率はアフリカ国家より低い2%台だったが、それには言及しなかった。現実とかけ離れた認識を見せた代表的な事例だ。さらに年初には「ワクチンが十分に速やかに導入され、十分な物量が確保された」とも語った。モデルナ・ノババックスのワクチン需給をめぐり文大統領と政府の間で言葉が随時変化した。十分だと話していたのに、ロシアのワクチンまで検討するという言葉も出てきた。状況がこうなれば、国民にきちんと説明するか、頭を下げるか、どちらかはすべきだった。

さらに不信感を与えるのが自画自賛だ。最近の国務会議や首席秘書官・補佐官会議では「世界的防疫模範国家、経済危機克服で先導グループ」(19日)、「経済は暗いトンネルを抜け出して光に向かって…」(13日)などの自賛が次々と出てくる。27日には「暗くて長いトンネルを抜け出して経済成長の正常軌道に乗った」と言った。1-3月期の経済成長率が予想を上回って出てきた発言だが、断言するのはまだ早い。災難支援金の効果による税金主導成長である可能性が高いうえ、その翌日の感染者は755人だった。まだ内需と雇用は冷え込んでいる。自賛するよりも、まだ耐えて慰労する時ではないのか。

意思疎通に問題が生じたのははるか前からだ。昨年の秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官-尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長の対立、西海(ソヘ、黄海)公務員殺害事件、尹美香(ユン・ミヒャン)事件などが国を騒がせても、大統領のメッセージは沈黙したりタイミングを逃したりした。支持率の低下はこれと無関係でない。

来月10日には就任4年だ。残りはちょうど1年となる。指導者は普段、国民に希望を与えるべきだが、厳しい時には慰労にならなければいけない。文大統領はこうした点でかなり不足している。ルーズベルトの意思疎通を考えれば、メッセージの伝達方式を変えなければならない。首席秘書官・補佐官会議や国務会議を通したメッセージ伝達は、文政権が批判してきた朴槿恵(パク・クネ)政権の方式だ。なぜ国民が参謀に対する大統領の指示を聞かなければいけないのか。そこにいかなる信頼や親密感があるのか。大統領は国民と直接話さなければならない。意思疎通をする光化門(クァンファムン)大統領になるという約束は最後まで虚言のまま残すのだろうか。たとえレームダックが近づいても、コロナと戦わなければならない1年は重要だから言う。

数日前、民主党の初当選の高永寅(コ・ヨンイン)議員が国会で「(国民の不安感は)ワクチンが十分に契約されているのか、また安定的に供給されるのかというところではないのか」とし「選挙で敗れた理由は国民の苦痛と不安を把握して共感する能力がないため」と述べた。与党から出た貴重な自省だった。この程度でも慰労になるのだから、ルーズベルトのスタイルで自ら動けばどうだろうかと改めて感じる。

シン・ヨンホ/政治エディター



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