半導体品薄現象が自動車と携帯電話を超え全産業現場に影響を及ぼしている。一部半導体チップ価格は昨年末より10倍以上高騰し、半導体がなくて新製品発売を延期する企業も続出している。京畿道利川にあるSKハイニックスの半導体工場生産ライン。[韓経DB]
購買力で押される中小IT企業が直撃弾を受けている。これら企業は購入量が多くなく、半導体メーカー本社ではなく中間代理店と取引するが、最近これらの代理店が価格上昇を狙って売り惜しみに出ているためだ。ある医療機器企業関係者は「最近はMCU流通業者が優位な立場を利用している。STマイクロなどドイツ企業の本社に問い合わせしもリードタイム(注文から供給までの期間)が基本40週間、一部品目は2年まで延びたという」と話した。
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