盧泰愚大統領(当時)が1992年10月5日に民自党本部事務所で離党宣言をしている。[中央フォト]
民主党の朴映宣(パク・ヨンソン)ソウル市長候補は先月28日、「ソウル・江南(カンナム)の再開発・再建築は公共主導だけに固執しない」と述べた。文大統領の「公共主導供給原則」と相反する発言だ。朴候補の選挙垂れ幕に文大統領の姿を見つけることはできない。2018年の地方選挙、昨年の総選挙の際に民主党の候補らが選挙公報などで文大統領との関係を誇示したのとは全く異なる姿だ。当時と違う点は文大統領の支持率が30%台に落ちたということだ。
◇執権5年目「苦難の行軍」