景福宮(キョンボックン)の近くにある韓服レンタル店。韓服は着る服から見る服へ、見る服から遊ぶ服へと進化してきた。若者たちにとっては韓服は遊ぶ服にすぎない。[写真 チェ・ボム]
中国のあるゲームに登場した韓服アイテムをめぐり、韓中ネットユーザーの間で元祖論争が巻き起こった。[写真 オンライン掲示板 キャプチャー]
私は韓服が「着る服」から「見る服」へ、「見る服」から「遊ぶ服」へ変化してきたと考える。そのため私たちにとって韓服は日常生活からは遠ざかった反面、史劇やドラマ等を通して見る服となり、そういったメディアの経験が再び影響を及ぼして故宮や韓屋村(ハノクマウル)で着るような遊ぶ服に変化してきた。これは韓服が伝統衣装から文化コンテンツへと機能が転換したことを意味する。したがって、最近若者の間でファッショナブルな生活韓服が流行しているのも、伝統的な意味での衣装の流れというよりは文化コンテンツの体験的消費、すなわちコスプレの一種と見なければならないということだ。
この記事を読んで…