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ソウル市、欧州30カ国大使の反発で外国人コロナ全数検査義務化を撤回

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
ソウル市が外国人勤労者全員に新型コロナ診断検査を義務的に施行する「行政命令」を「勧告」に変えた。

ソウル市は19日、「中央災難対策本部の要請に基づき、17日に出した行政命令を『高危険事業場に対する検査勧告』に変更する」とし「3密(密接・密集・密閉)勤務環境にいる外国人労働者および同一事業場に雇用された国民は、31日までに診断検査を受けるよう勧告する」と発表した。これを受け、不履行時は200万ウォン(約19万円)以下の罰金を科し、感染者が出る場合は防疫費用に対する求償権を請求するなどの制裁はなくなる。

ソウル市は中央災難対策本部の撤回要請を直接的な理由に挙げたが、国内外で出てきた「差別」の声が主な要因として作用したという分析が出ている。在韓欧州連合(EU)代表部はこの日、「EU27カ国とノルウェー・スイス・英国大使は韓国外交部を訪問し、ソウル市をはじめとする自治団体の措置に『強い憂慮(strong concern)』を表す『デマルシュ(外交的努力)』を伝えた」と明らかにした。大使は今回の行政命令が差別的であり均衡が保たれていないとし、再検討を促した。外交的に「強い憂慮」という表現はほとんど最高レベルの遺憾表明であり、声明の主語は外交使節団のうち最も高い階級の「大使」だ。欧州30カ国の政府が韓国政府に公式抗議したのと変わらないということだ。


在韓米国商工会議所もソウル市に公式抗議書簡を伝え、国家人権委員会とソウル大も人権侵害の憂慮を表明した。国籍を基準に義務検査をするのは人種差別の恐れがあるということだ。

ソウル市は「今年1-3月の感染者のうち外国人の比率が昨年末に比べて3倍近く急増したため対策を用意した」とし「差別という声が出ないよう対象と形式を変更する」と明らかにした。



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