2015年10月8日に楊潔チ共産党政治局員(右)が当時米国務次官だったブリンケン現国務長官と北京・中南海で会い握手している。[中央フォト]
同紙は消息筋の話として、中国側からは楊潔チ共産党政治局員と王毅外相の2人が同時に米アラスカで米国高官級外交官と会い米中関係の再確立案を話し合うだろうだと報道した。楊氏は中国外交の事実上責任者であり、習近平中国国家主席の特使の役割を担って主要国を訪問してきた。消息筋は楊氏と王氏はともに習主席が信任する人物で、中国が米中関係復元に力を入れている傍証だと話した。米国からはブリンケン国務長官が出る見通しだ。
会談予定場所も注目される。同紙は、具体的な場所は公開されていないが、アラスカ最大の都市アンカレジで開かれる可能性があると伝えた。新型コロナウイルス発生後、米中両国は昨年6月17日に中間地点であるハワイで楊氏とポンペオ国務長官が会合を持っている。中国社会科学院の米国問題専門家である劉衛東氏は「アラスカは米国領だがワシントンと北京から概ね同じ距離にある地点。中国の立場では会談が中立地帯で行われたと印象付けられる」と話した。
会談が実現すれば1月のバイデン米政権発足後初めての両国の高官級対面会談となる。これまで双方は関係再設定をめぐり激しい神経戦を繰り広げていた。
王外相は7日の記者会見で「南シナ海、台湾、ウイグル、香港、チベットなどの問題はすべて中国内政で、根拠のない非難やバッシングは受け入れられないものであり、核心利益の侵犯は絶対容認できない」と強調した。特に台湾問題と関連しては「妥協や譲歩の余地はない」としてバイデン政権に向け「火遊びをするな」と警告した。
2月6日に楊氏もブリンケン米国務長官との初の電話会談で激しい舌戦を行った。電話会談後の両国の発表によると、楊氏は「現在米中関係は重要な時期にある。中国とともに衝突せず、対抗せず、相互尊重、協力共栄の精神で協力し、対立を管理して健全で安定した方向で両国関係を率いていこう」と話した。これに対しブリンケン長官は「米国は同盟国と共同努力し共通の価値観と利益を守る。中国は台湾海峡を含むインド太平洋地域の安定に向け努力し、国際秩序を破壊する行動に対しては責任を負わなければならない」と明らかにした。
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