본문 바로가기
이전 페이지로 가기 공유하기 주요 서비스 메뉴 열기

【コラム】魂まで奪われた雷乞食=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

【コラム】魂まで奪われた雷乞食=韓国

「ヨンクル(魂までかき集める)」の下はないだろうと思った。「魂までかき集めて」借金をしてでも家であれ株式であれ買うという20~30台の現実をこれよりさらに凄絶に表現するのは難しいと思った。ところが精根尽き果てた青年たちは再び後頭部を殴られた。加害者は「安定雇用」の羨望を一身に受ける公企業職員。その結果「ヨントル」が誕生した。

韓国土地住宅公社(LH)の職員が新都市建設発表地域で土地投機をしたという疑惑が出ると、20~30代は「魂まで奪われた」(ヨントル)とした。青年たちの反応を取材した後輩記者は「ヨンクルで貯まった不満がヨントルで爆発した」としてヨントル現象を説明した。その憤怒にうなずかされるのを見ると、ヨンクルのようにしばしば聞くことになる新造語がまたひとつ誕生したような悲しい予感がした。

ヨントルに先立ち「雷乞食」(不動産や株価が急上昇したことで財テクをしていなかった人が相対的に貧しくなるという意)という言葉でも似た悲哀を感じた。「月給を着実に積み立てていたらもっと貧しくなった」というアイロニーな哀訴が込められた単語だ。不動産や株式で大金を稼いだという知人の話は誠実な会社員を「突然乞食になった気持ち」に落とし込んだ。ヨンクルで先に家を買った友人は遠く比較にならないほど先を行き、株式やビットコインなどに投資した知人まで最近の好況で資産が増えており、その喪失感は「雷乞食症候群」として現れた。切羽詰まった20~30代が貸付を受けて株式市場に飛び込むという話が続いている。こうしたことでは雷乞食が続出するのでないか恐ろしい予感がした。


20~30代の間で人気がある財テクユーチューバーのフォーリアルの診断は断固としている。約15万人の登録者を持つ彼は、「LH問題は断片的事件にすぎない。後ろ盾や高級情報がなければ階層逆転は不可能だというのが青年たちの支配的考え」と話した。そうした点からLH問題は純粋な努力では未来が不透明なことを実感した青年たちに残されていた最後の期待の芽を踏みにじった公算が大きい。ノミの肝を取り出して食べるように、雷乞食の魂まで食いつぶした格好だ。

青年たちの挫折はもう底を打ったのだろうか。「1階が底だと思ったら地下室があった」という証券街の教訓のように、奈落の終わりではないかもしれない。青年を挫折させる危険があちこちに隠れている。今回の事態を解決していく過程でもひやひやする事件が続きそうだ。インターネットに上げられた文というが、この時期に「LH職員は投資してはならないのか」というのはどういうことか。投機疑惑の時期にLH社長だった卞彰欽(ピョン・チャンフム)国土交通部長官は「職員があらかじめ知っていて土地を買ったのではないようだ」という「寛大さ」まで見せた。これで「不寛容の措置」(洪楠基経済副首相)を公言する政府を信じられるだろうか。

政府が先に調査し後で捜査する方向を定めたという話も不吉な予感がする。捜査より強力な政府の対応があったのか首をかしげざるをえないからだ。4日に政治家への変身を予告して検察を離れた尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長はすでに怪しい臭いを嗅ぎ分けたようだ。彼は最近メディアとの電話インタビューで「4月の補欠選挙を意識して調査・捜査をごまかしてはならない」と話した。また、証拠隠滅が懸念されるとして「与党であれ野党であれ責任ある政治家なら迅速で大々的な捜査を促さなければならない」と主張した。今回の事件に政治工学的な速度調節が介入するかもしれないとみているようだ。彼もすでに政治工学に編入されたが、2005年の第2期新都市投機疑惑を捜査した専門家の経験から出た発言を見逃すことはできない。

政府合同調査後の捜査状況も不安要素が山積している。検察は今回の捜査に制約がある。検察と警察の捜査権調整により直接捜査対象が6大犯罪(腐敗・経済・公職者・選挙・防衛事業・大型惨事)に縮小されたのに伴ったものだ。新たに発足した警察庁国家捜査本部が今回の捜査を主導し「デビュー」することになる。国家捜査本部のナム・グジュン本部長は8日の初めての記者懇談会で、捜査を検察に任せようという一部の主張に「警察が不動産特別取り締まりをして能力を高めてきたため検察に捜査を任せるべきということに同意し難い」とした。彼の自信を「魂を奪われた」青年たちも100%信じれば良いのだが。文在寅(ムン・ジェイン)政権を通じて騒がしかった検察改革、捜査権調整、捜査と起訴の分離などの議論は青年たちには複雑で手際の悪い机上の空論にすぎない。

正義と公正を損ねるウイルスの前で治療剤とワクチンを信じられない青年たち。魂が奪われた彼らの前にでたらめな藪医者ばかりはびこるようで痛ましい。この国の青年たちにはあまりにも残忍な春の日、どうか魂をしっかりしまっておくことを願うばかりだ。

キム・スンヒョン/社会2チーム長



関連記事

この記事を読んで…

포토뷰어

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    공유하기

    팝업닫기
    top 메뉴