尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長が任期満了まで4カ月を残して4日、辞意を表明した。尹総長はこの日大検察庁に出勤して「今日総長を辞職しようと思う」としながら「この国を支えてきた憲法精神と法治システムが破壊しつつある。常識・正義が崩れていくのをこれ以上見ていることはできない」と話した。イム・ヒョンドン記者
3日間の一連の行動で尹氏が見せた「時点・場所・事件」の3拍子は尹氏の「辞任=出馬表」という解釈の信憑性を高めた。尹氏は検事が退職後1年間は公職選挙に出馬できなくしたいわゆる「尹錫悦防止法」に該当する5日前の4日に辞表を出した。現行公職選挙法では選挙90日前に辞退すればよいが、与党圏「開かれた民主党」の崔康旭(チェ・カンウク)議員が1年前(3月9日)辞退義務法案を発議したが、尹氏の辞任で無為になった(時点)。
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