企画財政部や学界で最も懸念するのが、負債増加速度がとても速いということだ。どの程度だろうか。2015年から2020年までの負債比率上昇幅を見ると、韓国は7.63ポイントでOECD平均の9.87ポイントに比べ低い。問題は2020年から2025年までの今後の上昇幅の場合、韓国は16.55ポイントで、OECDで2番目に高い上昇率を示すと予想する点だ。これに伴い2025年には韓国の国の負債(D2)は64.96%で、非基軸通貨国の中ではイスラエルとフィンランドの次に国の負債比率が高い国となる。
長期見通しはさらに暗鬱だ。企画財政部は国家財政法第7条に基づき5年ごとに向こう40年間の長期財政見通しを国会に提出することになっている。昨年提出された見通しを見ると、20年後には国の負債比率が90%を上回ることになる。一般政府負債基準(D2)では100%を超えるだろう。
【コラム】韓国、2025年にOECD非基軸通貨国で3位の負債大国に(1)
長期見通しはさらに暗鬱だ。企画財政部は国家財政法第7条に基づき5年ごとに向こう40年間の長期財政見通しを国会に提出することになっている。昨年提出された見通しを見ると、20年後には国の負債比率が90%を上回ることになる。一般政府負債基準(D2)では100%を超えるだろう。
【コラム】韓国、2025年にOECD非基軸通貨国で3位の負債大国に(1)
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