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文大統領、新型コロナ克服「財政耐えられる範囲で果敢に」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

先月18日に新年記者会見をした文在寅大統領

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が新型コロナウイルスの克服と関連し、「政府は財政が耐えられる範囲の中で果敢に、タイミングを逃さず、十分な危機克服案を講じることに最善を尽くすだろう」と明らかにした。

合わせて「韓国社会のみんなが知恵を集め、特に政界が政派的利害を跳び超えて超党派的に協力すべき課題。最終的な責任は政府にある」と述べた。

文大統領は8日午後に青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)で開かれた首席秘書官・補佐官会議で「大韓民国が成立してから新種の感染症がこれほど長く全世界を襲ったことはなかった。危機も、危機対応も、われわれは一度も経験したことのない道を歩いている」としてこのように明らかにした。


文大統領は新型コロナウイルスの感染拡大傾向がやや緩まっており、ワクチン接種が秒読みに入ったとして「今後相当期間コロナの終息のない『ウィズコロナ』時代は韓国だけでなく全人類が受け入れなければならない運命。窮屈でつらい現実をありのまま認めて、冷徹な姿勢で勝ち進まなければならない」と話した。

文大統領は「韓国は危機の中でさらに強い経済の姿を見せた。韓国が国際社会から経済危機を最もしっかり克服した国と評価されているのはだれも否定できない事実」と強調した。

これと関連して文大統領は「洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相を中心に非常経済体制を稼動し、前例のない政策的手段により経済危機に積極的で効果的に対処した結果と評価する」と説明した。合わせて「K防疫」の優秀性と信用評価機関ムーディーズの韓国1等級評価、ブルームバーグ革新指数などにも言及した。

文大統領は「優秀な指標が、1日1日が厳しい国民に現実的な慰労になることはないだろう。雇用危機克服に力を注ぎ、厳しい国民に向けた被害支援策を多角的に講じたい」として、地域均衡ニューディール、低炭素技術革新などに言及した。



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