新型コロナウイルスに感染して完治すれば最小5カ月間は免疫効果が持続するという研究結果が出た。ただ一部隔離解除者の場合、再感染したり他人にウイルスを感染させたりする可能性が提起された。完治の判定を受けても新型コロナウイルス大流行の状況では防疫ルールを徹底的に守らなければならない。
◇ワクチン接種効果と類似
14日(現地時間)英イングランド公衆衛生庁(PHE)によると、PHEは昨年6月から11月まで医療陣2万787人を対象に新型コロナウイルス感染の有無などを定期的に検査した。医療陣を新型コロナウイルス感染グループと非グループの2つに分けた。2週間に1回ずつPCR検査を行い、毎月1回ずつ血液内の抗体数をチェックした。
検査の結果、新型コロナウイルスに感染した医療陣は完治後最小5カ月間にわたり83%の免疫効果が持続したことが明らかになった。研究チームはこうした自然免疫力が新型コロナウイルスワクチンと似た水準の効能をみせると説明した。実際にファイザーのワクチンが95%、アストラゼネカのワクチンが70%程度の効果があることを考慮すると、ワクチンを接種した水準の免疫力を持つことになるとみることができる。
◇0.67%が再感染
だが同じ期間に新型コロナウイルス感染経験がある6614人のうち0.67%の44人が再感染したことがわかった。また、研究チームは新型コロナウイルスに感染して抗体を持つ人のうち一部は依然として鼻とのどからウイルスが検出されており、他の人に感染させるリスクがあると警告した。
PHEの首席科学者であるスーザン・ホプキンス教授は「感染歴が再感染を防いでくれると感じられるかもしれないが、完璧な保護ではないため注意を続けなければならない。感染を防ぐため家にとどまることがいつになく重要だ」と強調した。
◇感染力まともに測定できておらず
ただ今回の研究では対象医療陣の年齢が35~54歳で、相対的に感染に弱い高齢層に対する研究が抜けている。また、再感染した人たちがどれだけ感染力があるのか、完治者が変異種にも免疫力を持つのかに対する部分も確認されておらず、追加研究が必要なものとみられる。研究チームは今後参加者の追跡を続け、これに対する部分を研究すると付け加えた。
今回の結果に対し慶北(キョンブク)大学病院感染内科のキム・シンウ教授は「抗体持続が5カ月に上り、過去に新型コロナウイルスに感染した人の再感染の可能性が少ないということは有意味な結果」と話した。だがキム教授は「抗体検査の正確度が落ち(参加者が)以前感染したことがあるのかが不確実で、一部で鼻からウイルスが見つかったというのに排出量と濃度を測定する正確なCT(遺伝子増幅検査)値がなく感染力があるかわからない」と指摘した。
◇ワクチン接種効果と類似
14日(現地時間)英イングランド公衆衛生庁(PHE)によると、PHEは昨年6月から11月まで医療陣2万787人を対象に新型コロナウイルス感染の有無などを定期的に検査した。医療陣を新型コロナウイルス感染グループと非グループの2つに分けた。2週間に1回ずつPCR検査を行い、毎月1回ずつ血液内の抗体数をチェックした。
検査の結果、新型コロナウイルスに感染した医療陣は完治後最小5カ月間にわたり83%の免疫効果が持続したことが明らかになった。研究チームはこうした自然免疫力が新型コロナウイルスワクチンと似た水準の効能をみせると説明した。実際にファイザーのワクチンが95%、アストラゼネカのワクチンが70%程度の効果があることを考慮すると、ワクチンを接種した水準の免疫力を持つことになるとみることができる。
◇0.67%が再感染
だが同じ期間に新型コロナウイルス感染経験がある6614人のうち0.67%の44人が再感染したことがわかった。また、研究チームは新型コロナウイルスに感染して抗体を持つ人のうち一部は依然として鼻とのどからウイルスが検出されており、他の人に感染させるリスクがあると警告した。
PHEの首席科学者であるスーザン・ホプキンス教授は「感染歴が再感染を防いでくれると感じられるかもしれないが、完璧な保護ではないため注意を続けなければならない。感染を防ぐため家にとどまることがいつになく重要だ」と強調した。
◇感染力まともに測定できておらず
ただ今回の研究では対象医療陣の年齢が35~54歳で、相対的に感染に弱い高齢層に対する研究が抜けている。また、再感染した人たちがどれだけ感染力があるのか、完治者が変異種にも免疫力を持つのかに対する部分も確認されておらず、追加研究が必要なものとみられる。研究チームは今後参加者の追跡を続け、これに対する部分を研究すると付け加えた。
今回の結果に対し慶北(キョンブク)大学病院感染内科のキム・シンウ教授は「抗体持続が5カ月に上り、過去に新型コロナウイルスに感染した人の再感染の可能性が少ないということは有意味な結果」と話した。だがキム教授は「抗体検査の正確度が落ち(参加者が)以前感染したことがあるのかが不確実で、一部で鼻からウイルスが見つかったというのに排出量と濃度を測定する正確なCT(遺伝子増幅検査)値がなく感染力があるかわからない」と指摘した。
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