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【コラム】文政権支持者とトランプ支持者

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米極右勢力の議会暴動現場に登場した太極旗(韓国の国旗)。その写真を見て、韓国のチョ・グク前法務長官がSNSに短いコメントを載せた。「太極旗部隊員も参加したのか」。太極旗を持った男の正体は分からない。しかしそのコメントは韓国の極右性向の「太極旗部隊」がワシントンまで遠征して暴れたというニュアンスを漂わせる。暗示を操作する技法だ。

◆トランピズムの本質は脱真実

米国のトランプ主義者と韓国の太極旗部隊の間には実際に類似性がある。思考と行動の極端性がそれだ。陰謀説的な事由に慣れているのも両集団の共通性だ。米国の極右は前の大統領選挙を不正選挙だと信じ、韓国の太極旗部隊は4・15総選挙に広範囲な開票操作があったと確信している。

しかしこの類似性は皮相的なものにすぎない。選挙操作説は選挙が実施されるたびに出てくる話だ。選挙の結果に従いたくない心理はどちらも同じだ。一方にキム・オジュンがいれば、別の一方には閔庚旭(ミン・ギョンウク)がいる。陰謀論者はどの社会にでも一定分量存在するため、これは特に新しい現象ということはできない。

トランプ現象の独特性は陰謀説自体ではなく、その「公式化」にある。すなわち公人が公的な席で陰謀説を前に出せば、ただの娯楽にとどまっていたその話が中央に進出し、公的事実として扱われる「脱真実」(post-truth)の状況が生じる。この点でトランプ現象を代表するものは太極旗部隊ではない。

韓国でトランプ現象にあたるのは民主党政権だ。野党では太極旗部隊の開票操作陰謀説と公的には一線を画している。半面、民主党は統治に各種「陰謀説」を広く活用する。その陰謀説は支持者が作ったわけではない。最初から公党が公式に制作して流布したものだ。ここに問題の深刻性がある。

◆韓国与党「共に民主党」のトランピズム

韓国検察の「大統領弾劾」陰謀説を流布したのは前法務部長官。現長官はこれを根拠に捜査指揮権を発動し、検察総長懲戒まで推進した。この検察クーデター説は民主党議員の間では公認された事実として通じる。チョ・グク前長官夫人の情景芯(チョン・ギョンシム)教授が有罪判決を受けると、彼らは新たに「司法クーデター」(金斗官議員)陰謀説まで作り出した。

次期大統領候補も加勢した。李洛淵(イ・ナギョン)代表は「司法の政治化」を云々して司法クーデター論を後押しした。李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事はルラ元大統領の話を持ち出した。社会全体が政府転覆を狙う勢力で満たされている妄想。現実の中でその対応物を見つけられないため、韓国にブラジルの状況をオーバーラップさせ、その妄想に現実感を与えようとする。

このようにトランプ大統領と文在寅(ムン・ジェイン)政権は「脱真実」の戦略を駆使するという共通点がある。ただ、米国では大統領がそれをして与党が引き込まれるに対し、韓国では政府・与党・青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の強硬派がそれをして大統領が引き込まれるという差があるだけだ。おそらく悪役をすべき場には顔を出さない大統領のイメージ管理術と関係があるのだろう。

このすべての陰謀説は情熱的な支持者を狙ったものだ。米国にQアノンがあるのなら、韓国には「デケムン」がある。Qアノンが「民主党は悪魔でありトランプは救世主」と信じているとすれば、デケムンは「国民の力は悪魔であり文在寅は救世主」と考える。こうした狂的な支持層に依存して政権を率いているのも両政権が共有する特徴だ。

◆陰謀説でシステムを攻撃しろ

極端な勢力はどの陣営にも存在する。問題はその集団と公党がどんな関係を結ぶかということだ。たとえば国民の力はもう太極旗部隊と距離を置こうとしている。一方、民主党は熱烈支持層をむしろ統治の道具として積極的に活用する。最初から党のシステム自体が権利党員制を通じて熱烈支持層と化学的に結合している。

その結合は与党政治家の身体にプログラミングされている。先日、秋美愛(チュ・ミエ)法務長官は国会に出て、19年前に検事生活を1年間した人物の本を読んだ。前長官も民情首席秘書官時代に青瓦台首席秘書官・補佐官会議に『日本会議』という本を持って現れたことがある。熱烈支持層に対して攻撃すべき敵が誰であるかを指定したのだ。

熱烈支持層は自分側の過ちは無条件にかばい、自分側の嘘は無条件に信じようとする。トランプ大統領が大統領選挙不服を宣言したのも、熱烈支持層の支持があったため可能だったはずだ。逆にQアノンとプラウドボーイスの議事堂暴動も一国の大統領がその行為の正当性を「公認」したことで可能だった。

Qアノンがワシントンの議事堂に乱入したのと文ファンダムが瑞草洞(ソチョドン)の検察庁舎前に集まったのは本質的に同じ現象だ。程度の差があるだけで、権力の指示あるいは黙認の下、多衆の威力で国家のシステムを攻撃するという点は変わらない。文大統領はファンダムの悪質な行動を「薬味」と言って公式に承認したことがある。

◆実在界を代替する想像界

状況が苦しい時、大衆は理解したがい「原因」の代わりに目に見える「犯人」を探す。その犯人さえ除去すればすべての問題が解決すると信じる。トランプ大統領はその幻想のために当選した。就任直後、トランプ大統領は犯人と戦争を始めた。移民者を阻止しようと国境に壁を建設し、米国経済を脅かす中国とは貿易戦争に入った。

指導者が理性と常識を超越するほど、大衆は熱狂する。人々の目にはその「マッドマン」が誰もできないことを成し遂げる超人として映るからだ。挫折した大衆は対話を強調する古い「自由主義」を捨てて、指導者の洞察と独断に基づく「決断主義(Dezisionismus)」政治を待ちこがれる。この時、政策はスローガンに置き換えられる。

韓国も同じだ。犯人は検察・言論・裁判所などの「積弊勢力」と日本側に肩入れする「土着倭寇」。この人たちを清算すれば社会のすべての苦痛が消えるとみる。それで庶民がコロナで生活に苦しむ状況でも、政権は検察改革に執着し、「デケムン」は不動産問題で家賃に苦しみながらも文大統領に対する支持をやめるこことができないのだ。

法律と手続きを無視するほど支持層は熱狂する。それは「国民の命令」だ。そうしろと選んでそうしろと議席を与えたのだ。法務部の「マッドウーマン」が支持者の目には決断の英雄に見える。検察独裁から国民を解放させるチュダルク(チュ・ミエ長官+ジャンヌ・ダルク)の歴史的使命の前で、拘置所服役者の命などは取るに足りないエピソードにすぎない。

◆バイデン氏と文在寅大統領の法務部

再選の失敗という現実の前でもトランプ大統領は問題の想像的解決を図った。不正選挙陰謀説を持ち出したのだ。しかし想像界で実在界を代替することはできない。米国の裁判所はトランプ大統領の開票中断訴訟を次々と棄却した。議会がバイデン氏の当選を公式承認しようとすると、挫折した支持者は議事堂を攻撃した。

韓国でも似た状況が起きた。検察総長を追い出そうと政府・与党・青瓦台は問題の想像的解決を図った。検察総長の罪を創作し、彼を懲戒しようとしたのだ。しかし裁判所は相次いで彼らの想像界を破壊する判決を下した。怒った民主党は司法府を攻撃した。裁判官弾劾請願に支持者45万人が参加した。

米国で脱真実は終焉を告げた。バイデン氏は法務部の高位職指名者にこのように述べた。「あなたは私のために仕事をするのではない。あなたは大統領や副大統領の弁護士ではない。あなたの忠誠は私に対するものではない」。正義は法律・憲法・国民の役割だとし、バイデン氏はトランプ大統領が毀損した法務部の独立性を回復すると約束した。

これが民主主義だ。ところが、韓国では法務長官が権力のならず者になっている。「受命者」という軍事用語まで動員し、検察総長を無理に自分の「部下」にして、大統領に忠誠を尽くせと強要する。拒否すれば、クーデター陰謀説と権言癒着の工作政治で虚偽汚名を着せる。ここでは脱真実の状況はまだ進行中だ。

大統領は今年の「新年の辞」でこう述べた。「我々は公正の力を信じ、その価値を正しく立て直している。権力機関改革は牽制と均衡を実現させることだ。法秩序が誰にでも平等かつ公正に適用されるようにすることだ」。自身の想像界の中に閉じこもり、完全に現実感を失ったのだ。

「公正の力」を信じてチョ・グク長官を擁護し、「牽制と均衡」を実現させようと検察総長と監査院長にコードを合わせろと要求し、「法秩序」を正そうと裁判官弾劾を叫ぶのか。国民は阿鼻叫喚の実在界に置いて、大統領は一人でどこか住みやすい国にリトリートしたようだ。大統領と国民が一つの世界を共有できないのは実に不幸なことだ。

陳重権(チン・ジュングォン)/元東洋大教授

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