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義父母と夫を一度に殺害…嫁が気づかせた日本の現実

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「被告人を懲役18年に処する」

5日、福井地裁の河村宜信裁判長は、車椅子に乗って出廷した白髪の被告にこのように宣告した。被告の名前は岸本政子さん(72)。岸本さんは2019年11月17日午前0時から2時、一緒に暮らしていた義父の芳雄さん(当時93)と義母の志のぶさん(当時95)、夫の太喜雄さん(当時70)を殺害した。

6日、朝日新聞はこの日の法廷の風景を伝えながら「これまでの被害者3人の殺人の事案と比較し、明らかに軽い量刑」と伝えた。日本で複数人を殺害した者には一般的に無期懲役か死刑が宣告されるためだ。このような判決が下された背景には「特別な事情」があった。それが超高齢社会の日本に現れた新しい社会現象「老老介護」だ。


◆義父母の介護10年…夫も倒れて

嫁の政子被告は2人の娘が家を出た10余年前から世話が必要な義父母を一人で介護していたという。2016年からは義父母が動けなくなり、2人に流動食を食べさせたり大小便を取ったりしなければならない状況に置かれた。義母は看護してくれる嫁に「死にたい」と何度も話したという。

そこに家業を営む夫まで脳梗塞で倒れた。医師は「悪化すれば寝たきりになる」と診断した。70代のおばあさんが3人の老人を世話し、会社の仕事までこなす日常が続いた。

判決文によると、事件が起きた日、政子被告は義父母に「ごめんなさい、私もすぐいく」と話した後、タオルで彼らの首を絞めた。続いて「一緒に死のう」と言って夫も同じ方法で殺害した。政子被告は捜査官に「自分が先に死ねば、夫の介助の負担は子どもたちが負うことになる」と言ってその犯行理由を明らかにしたという。

その後、親戚に謝罪の手紙を残して自身も睡眠薬を飲み、手や腹を刃物で刺すなどして自殺を図ったが命を取り留めた。

◆「出口みえない」裁判所も共感

朝日新聞によると、裁判所は殺人事件としては比較的軽い刑量を宣告したことに対して「遺族に処罰感情がないことなども考慮した」と明らかにした。

これに先立ち、証言台に立った義弟は法廷で「被告は介護や家業の経理業務、会社の掃除、従業員の茶の用意などの雑務までしていた」としながら「岸本家にとって大事な方。処罰してもらいたくない」と話した。

義妹も「『政子に世話になっている』と義母はよく話した」としながら「介護の大変さを知り、私たちが早く気付いていたらと思う」と善処を訴えた。

裁判所も判決文で「出口もみえないというもの」とし「きめ細かで献身的な介護を続けて、夫の介助も果たしながら生活した被告人が対処能力を超えて負担を抱え、追い込まれた」としながら被告が処した状況に理解を表明した。

だが「被告は善悪の判断が非常に難しい『心神耗弱状態』だった」という弁護人の主張は受け入れなかった。

◆相次ぐ悲劇…「支援システム必要」

日本では10余年前から似たような事件が続いている。2013年2月には奈良県で96歳の元警察官が看護していた91歳の妻を絞殺する事件が発生した。2016年埼玉県でも83歳の夫が認知症にかかった77歳の妻を殺害した。

介護の辛さに苦しむ人々は増加しているが、彼らが頼るべきシステムはまだ十分に整っていない状況だ。今回の裁判に参加した裁判員の60代の女性は同紙のインタビューに対して「事件を起こすか起こさないかは、ほんのちょっとの周りの助けによると思う」とし「もっと気軽に愚痴を言える場所をぜひ作って欲しい」と話した。



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