今年日本で大きな人気を得た韓国ドラマ『愛の不時着』。[写真 Netflixキャプチャー]
振り返ってみると、今の私という人間は「良かった頃の韓日関係」の産物だ。1998年「日本大衆文化開放に怖がることなく臨め」という金大中(キム・デジュン)当時大統領の指示により「怖がることなく」日本コンテンツを片っ端から消費し始め、関心がなかった国に興味が持てた。日本に留学していた2010~11年は李明博(イ・ミョンバク)元大統領の独島(トクド、日本名・竹島)訪問(2012年8月)で韓日関係が冷え込む直前。「東方神起」と「KARA」が作り出した「第2次韓流ブーム」で、地下鉄に乗れば制服着た学生たちが「韓国人なの?」と声をかけてきて言葉が行き来した時期だった。その間に雰囲気は変わり、日本にいる友人は地下鉄で携帯電話で韓国語のサイトを読むことさえ慎重になると伝えてきた。
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