国会が9日、本会議を開き、監査委員の分離選出時に最大株主の議決権を3%に制限する商法改正案を通過させた。経済界ではヘッジファンドの経営権攻撃など同法案施行の副作用を憂慮する声が強まっている。 国会写真記者団
この日、「規制3法」が一瀉千里に国会を通過する状況を眺めた財界人は、あきれるだけでなく怒りまで感じたと語った。与党の立法テロで経営環境が「視界ゼロ」状況になったというのが、主要企業の共通した反応だ。主要企業の役員は「叩けば叩かれるのが企業か」 「いったいどの国の国会か」などと言って「与党の暴走」「野党のほう助」を非難した。
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