韓国野党・国民の力の張済元（チャン・ジェウォン）議員が４日、尹錫悦（ユン・ソクヨル）検察総長の懲戒に関連し、「文在寅（ムン・ジェイン）大統領は秋美愛（チュ・ミエ）法務部長官の操り人形なのか」と批判した。

張議員はこの日、自身のフェイスブックで「青瓦台（チョンワデ、韓国大統領府）は『懲戒委員会の結果が出れば大統領は執行する役割だけをする』という。恥ずかしくて聞いていられない」とし、このように批判した。

続いて「青瓦台が『懲戒委を公正、透明、正当に開きなさい』と指示したという。特有の羊の仮面をかぶったハンティングが始まった」と主張した。


そして「秋長官が任命した人たちで構成された懲戒委が公正なのか。懲戒の事由も、懲戒委員リストも公開しないのが透明なのか。自分たちが作った法務部監察委員会が職務排除の事由、手続き、懲戒事由が不当だというのに、どうやって正当を話すのか」とし「歪んだ公正、恣意的な透明、操られた正当だ」と指摘した。

また張議員は「法務部は尹総長の懲戒委員会の延期要求を受け入れる姿を見せて１０日に延期した。青瓦台と法務部が共同主催する『尹錫悦排除名分蓄積ショー』だ」とし「いくら答えが決まっている懲戒委とはいえ、直ちに強行するには包装が十分でなかったのか」と批判した。

続いて「それとも１２・１２クーデター直後、全斗煥（チョン・ドゥファン）将軍など新軍部から国防部長官逮捕決裁を強要される崔圭夏（チェ・ギュハ）大統領のコスプレでもしたいものか」とし「青瓦台の『尻ごみ』が滑稽だ」ともコメントした。

さらに「免れるためのアリバイを作るのに苦労が多い。文大統領本人が尹錫悦総長排除が職権乱用という事実をよく知っているため」とし「後の司法処理が恐ろしいためだろう。問題になれば秋長官一人で処罰を受けろということではないのか」と指摘した。

張議員は「排除したいが、後患が恐ろしい怖がり青瓦台」とし「無能よりも悪いのが卑怯だ。政治は卑怯で、政策は無能な大韓民国コントロールタワー、青瓦台の現住所」と批判した。