米国が駆逐艦から新型迎撃ミサイルを発射して大陸間弾道ミサイル(ICBM)を撃墜する試験に初めて成功した。米国と日本が共同開発した該当ミサイルは今後、日本にも配備され、東アジア、太平洋、米本土とつながる対北朝鮮ミサイル防衛網をさらにきめ細かく構築するとみられる。
米ミサイル防衛局(MDA)は17日(現地時間)、海軍艦艇から発射したSM3ブロック2Aで模擬ICBMを迎撃する試験に成功したと発表した。MDAによると、仮想ICBMは16日午後7時50分ごろ、南太平洋マーシャル諸島クエゼリン環礁のロナルド・レーガン弾道ミサイル防衛試験場から発射された。その後、イージス弾道ミサイル防衛システム装備が搭載された米海軍駆逐艦「ジョン・フィン」(DDG-113)は、指揮統制戦闘管理通信(C2BMC)体系を通じて追跡データを受けた後、新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を発射して仮想ICBMを撃墜した。
米ミサイル防衛(MD)システムの頭脳に該当するC2BMCは、敵のミサイルの動きを精巧に把握するのに重要な役割をする。米ミサイル防衛局は「ハワイ防御シナリオの一つ、C2BMCを通じた遠隔戦闘能力が活用された」と説明した。FTM-44と命名されたこの試験は当初、5月に実施される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で日程が延期された。
今回の試験で目を引くのは、海上の艦艇から迎撃ミサイルが発射されたという点だ。米国は2017年5月、地上発射迎撃ミサイルでICBMを撃墜する試験に初めて成功した後、これを着実に発展させてきた。その結果、米国のレイセオンテクノロジーズと日本の三菱重工業が共同開発したSM3ブロック2Aで艦艇からの迎撃が可能という点を今回初めて立証した。
ミサイル防衛局のジョン・ヒル局長は「イージス艦のSM3ブロック2Aプログラムに関連し、今回の試験結果は信じがたい成就であり重要な里程標」とし「海上基盤迎撃システムが予想できないミサイルの脅威への対応策を提供するはず」と評価した。
米国や日本など海外メディアは北朝鮮に焦点を合わせて今回の試験を解釈した。AP通信は「今回の迎撃試験の成功は北朝鮮の特別な関心を引くだろう」と伝えた。共同通信も「ICBM開発を進める北朝鮮をにらんで米ハワイや米本土の防衛能力を示す狙いがあるとみられる」と説明した。
米ミサイル防衛局(MDA)は17日(現地時間)、海軍艦艇から発射したSM3ブロック2Aで模擬ICBMを迎撃する試験に成功したと発表した。MDAによると、仮想ICBMは16日午後7時50分ごろ、南太平洋マーシャル諸島クエゼリン環礁のロナルド・レーガン弾道ミサイル防衛試験場から発射された。その後、イージス弾道ミサイル防衛システム装備が搭載された米海軍駆逐艦「ジョン・フィン」(DDG-113)は、指揮統制戦闘管理通信(C2BMC)体系を通じて追跡データを受けた後、新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を発射して仮想ICBMを撃墜した。
米ミサイル防衛(MD)システムの頭脳に該当するC2BMCは、敵のミサイルの動きを精巧に把握するのに重要な役割をする。米ミサイル防衛局は「ハワイ防御シナリオの一つ、C2BMCを通じた遠隔戦闘能力が活用された」と説明した。FTM-44と命名されたこの試験は当初、5月に実施される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で日程が延期された。
今回の試験で目を引くのは、海上の艦艇から迎撃ミサイルが発射されたという点だ。米国は2017年5月、地上発射迎撃ミサイルでICBMを撃墜する試験に初めて成功した後、これを着実に発展させてきた。その結果、米国のレイセオンテクノロジーズと日本の三菱重工業が共同開発したSM3ブロック2Aで艦艇からの迎撃が可能という点を今回初めて立証した。
ミサイル防衛局のジョン・ヒル局長は「イージス艦のSM3ブロック2Aプログラムに関連し、今回の試験結果は信じがたい成就であり重要な里程標」とし「海上基盤迎撃システムが予想できないミサイルの脅威への対応策を提供するはず」と評価した。
米国や日本など海外メディアは北朝鮮に焦点を合わせて今回の試験を解釈した。AP通信は「今回の迎撃試験の成功は北朝鮮の特別な関心を引くだろう」と伝えた。共同通信も「ICBM開発を進める北朝鮮をにらんで米ハワイや米本土の防衛能力を示す狙いがあるとみられる」と説明した。
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