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KOSPI2500突破…2年9カ月来の高値水準

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国総合株価指数(KOSPI)が2年6カ月ぶりに2500ポイントを回復した。16日のKOSPIは前取引日より49.16ポイント(1.97%)上がった2543.03で取引を終えた。2018年2月1日の2568.54以降2年9カ月来の高値水準だ。KOSPIが終値基準で2500を超えたのは2018年5月2日の2505.61以来だ。KOSPI市場の時価総額は1801兆ウォンに増え過去最大を塗り替えた。

外国人投資家の攻撃的な買い攻勢がKOSPI上昇を牽引した。外国人投資家は5日から8取引日連続で株式を買い越した。この期間の買い越し規模は4兆7000億ウォンに達する。米大統領選挙で民主党のジョー・バイデン候補の当選が確定するとドル安の流れが強まり、韓国をはじめとするアジアの証券市場に外国人投資資金が集まる様相だ。

16日の東京証券市場で日経平均は前日より521円06銭(2.05%)高の2万5906円93銭で取引を終えた。日経平均はバブル経済が崩壊し始めた1991年6月以降29年5カ月来の高値水準となった。円高も続き1ドル=104円台に近付いた。


NH投資証券リサーチ本部長のイ・チャンモク氏は「ドル安とウォン高が続き外国人投資家がサムスン電子など半導体株に集まっている」と分析した。16日のサムスン電子の株価は前日より4.91%上がった6万6300ウォンを記録した。2日連続で過去最高値を塗り替えた。SKハイニックスも9.25%急騰した9万8000ウォンを記録した。2月25日の9万8000ウォンから9カ月来の高値水準だ。

金融株はハナ金融が5.34%上がったのをはじめ新韓持ち株が2.95%、KB金融が1.67%、ウリィ金融が1.23%など強さを見せた。これに対しバッテリー関連株は振るわなかった。LG化学が3.97%下がったほか、サムスンSDIが3.09%、SKイノベーションが0.32%下落した。この日のKOSDAQ指数も外国人投資家の買い越しに押され前日より8.19ポイント(0.98%)上がった847.33で引けた。

メリッツ証券のイ・ジンウ投資戦略チーム長は「外国人需要が改善され企業の業績も回復した。年内にKOSPIが過去最高値の2598.19を超えて2600ポイント台まで上がる可能性がある」と話した。これに対し元IBK投資証券リサーチセンター長でエコノミストのイ・ジョンウ氏は「短期間に株価が大きく上がったため来年の企業業績と景気回復が期待に沿えなければ再び鈍化する可能性がある」と話した。



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