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「オスカー青信号」? 韓国女優ユン・ヨジョン、米ゴッサム映画賞で「最高の女優賞」ノミネート

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

女優のユン・ヨジョン

韓国の女優ユン・ヨジョンが米国独立映画授賞式「ゴッサム・インディペンデント映画賞」で主演女優賞にノミネートされた。

ユン・ヨジョンは今月12日(現地時間)に発表された第30回ゴッサム・インディペンデント映画賞候補の中で、映画『ミナリ』で最高の女優賞(Best Actress)候補の一人に入った。

『Miss Juneteenth』のニコール・ベハーリー、『もう終わりにしよう。』のジェシー・バックリー、『ザ・ネスト』のキャリー・クーン、『ノマドランド』のフランシス・マクドーマンドと並んでノミネートされた。


ユン・ヨジョンが出演した『ミナリ』は希望を求めて米国に移民に行くことを決めた韓国人家族の生き方を描いた映画だ。2020年サンダンス映画祭のグランプリ(審査員大賞)と観客賞を受賞した。メガホンを取ったリー・アイザック・チョン監督はデビュー作『Munyurangabo』(2007)でカンヌ映画祭「ある視点部門」に招待されたことがある。

外信は2021年アカデミー授賞式が注目するほどの作品に挙げている。9月米国芸能メディア「Variety(バラエティ)」は『ミナリ』をオスカー作品賞・脚本賞候補として予測している。また、ユン・ヨジョンが有力な助演女優賞の候補として期待されている。

このような雰囲気の中でユン・ヨジョンがゴッサム映画賞の候補に入り、「オスカー」に青信号がついた。ゴッサム映画賞は米国IFP(インディペンデント・フィルムメーカー・プロジェクト、The Independent Filmmaker Project)が主催する授賞式で、毎年授賞式シーズンの幕開けを知らせるイベントだ。勢いを継続してゴールデングローブ、そしてアカデミーでユン・ヨジョンの善戦が続くかどうか期待を集めている。

これに先立ち、ユン・ヨジョンは今年10月に開かれた第25回釜山(プサン)国際映画祭のガラプレゼンテーション『ミナリ』記者会見で「そのように言われているとは知らなかった。困ったのは、ご飯を食べに行ったときにおじさんから『おめでとう』と言われた。『アカデミー助演賞候補に入った』というから『違う』と言って否定した」としながら「候補に入っていない。予想にすぎない。とても困惑した。もし(候補に)入らなかったらダメだったことになるではないか」と話した。これについてチョン監督は「宝物のようなユン・ヨジョンさんを知った米国の方々を認めて賛辞を送る」と話した。



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