文在寅大統領
姜報道官はこの日午前9時から14分間にわたって行われた電話会談をついて「『インド太平洋』表現は『インド太平洋戦略』とは関係がない」とし「バイデン氏は中国に関連した発言を全くしなかった」と明らかにした。
だが、外交界では「インド太平洋」という言葉自体が中国をけん制する含意がある米国の外交用語や、最初の電話会談から「インド太平洋のリンチピン」が登場したのは韓国も中国圧迫に参加するように求める事前予告も同然だという解釈が相次いでいる。中国包囲戦略である「インド太平洋戦略」のオリジナル著作権はバイデン氏が副大統領だったバラク・オバマ政府にあるためだ。オバマ政府は米国の対外政策の資源と関心を欧州からアジアにもっと移して、アジアで米国の優越的地位を守るという「アジア再均衡戦略」または「ピボット・トゥー・アジア(Pivot to Asia)政策」をつくった。
バイデン氏、文大統領と初めての電話会談で「対中圧迫」メッセージ(2)
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