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韓国の食用犬農場から救出された犬200頭、米メリーランドで「新たな暮らし」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

約200頭の犬が韓国の食用犬農場から米メリーランドへと渡り新たな暮らしを見つけることになったとワシントン・ポストが7日に報じた。動物保護団体HSIのスタッフが韓国の食用犬農場から救出した犬を抱いている。[ユーチューブ キャプチャー]

韓国の食用犬農場で飼育されていた犬196頭が米メリーランド州の保護所に移されて新たな暮らしを見つけることになったとワシントン・ポストが7日に報道した。

これらの犬は現地の動物保護団体ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI)により米国に向かうことになり、先月米ダラス国際空港に到着した。この団体は2015年から韓国内の食用犬農場17カ所から約2000頭の犬を救助した。

同紙は「韓国で愛犬家が増え犬肉を食べることに対する認識が変わったことで食用犬農場が次第に閉鎖されており、一部は海外の保護所に送られている」と伝えた。今回救助された犬のうち一部は米国とカナダ全域の保護所に送られる。また、一部はペットとして各家庭に送られるために行動訓練を受けている。

同団体のアンナ・フロスティック政策担当首席副社長は、食用犬農場から救出した生後4カ月の子犬を迎え入れた。フロスティック副社長は「まだ名前を決めていないが、英語の『ニュー』に当たる韓国語の『セロウン』になりそうだ」と話した。

これに先立ちハリウッドで活動している韓国系俳優のダニエル・ヘニーは韓国の食用犬農場から救助されたゴールデンレトリバーを家族で迎えた。

韓国HSIが9月26日に明らかにしたところによると、ダニエル・ヘニーは忠清南道洪城郡(チュンチョンナムド・ホンソングン)の食用犬農場から救助されたゴールデンレトリバー1頭をペットとして迎え入れた。「ジュリエット」と名付けられたゴールデンレトリバーは5月にHSIによって救助された。

現在ダニエル・ヘニーとともに過ごしているロスコと名付けられた犬もやはり韓国の食用犬農場から救助され引き取られた。

同紙は犬肉食用議論に対する韓国内の変化の動きも紹介した。先月HSIが発表した世論調査によると、韓国人の84%が犬肉を食べていない、あるいは食べる考えがないと答えたことがわかった。また半分を超える59%は犬肉取引禁止に賛成すると答えた。同紙は「2017年の世論調査で35%だったことと比較すると大きく増えた」と付け加えた。

韓国犬肉農業人協会によると、韓国内4000カ所余りの農場で約150万頭の犬が食用目的で飼育されている。これは20年前の300万頭の半分水準だ。

同紙は「夏の極暑の期間に犬を食べたり犬焼酒を飲む文化があったが、食用犬農場の残酷さが知られて徐々に消え行く趨勢だ」と報道した。また「韓国内でこの数年で犬肉価格が半分に落ち込み、これが食用犬農場事業をたたむ理由のひとつ」と付け加えた。

最近韓国内で人気を呼ぶ愛犬文化もこうした変化に一役買った。国立獣医科学検疫院は、韓国内でペットとして飼われている犬の数が2010年の460万頭から2019年には600万頭に増加したと明らかにした。

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