史跡第280号のソウル韓国銀行本館の定礎板。建物は1907年に着工して1909年の定礎後、1912年に朝鮮銀行本店として竣工し、光復(解放)後1950年に韓国銀行本館になった。文字は日帝初代統監の伊藤博文の直筆と言われている。[写真 韓国文化財庁]
問題の定礎板は1909年に設立されたソウル小公洞(ソゴンドン)韓国銀行旧本店(史跡第280号)に属していて、文化財保護法上、現状変更を行う場合には関連手続きを踏まなければならない。争点は定礎板が本当に伊藤博文の直筆かどうか、もし直筆の場合には撤去しなければならないかどうかにまとめられる。これに関して韓国銀行は「(文化財の)現状変更を要請する条件が整えば(撤去申請を検討)することができる」という立場だ。
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