文在寅大統領が28日に青瓦台で開かれた首席・補佐官会議に参加している。[写真 青瓦台写真記者団]
文大統領は「青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)に入る前に通っていた市場。リンゴも、ナシも、野菜も価格が大きく上がった。豪雨と台風被害のせい」とした。その上で「収穫が減って憂いが深い農民の心を感じることができた。お客が減った上に価格が上がっただけにみんな少しだけ買っていくという市場の商人の心配も大きかった」と付け加えた。
文大統領は「例年のようではない秋夕(チュソク、中秋)だが国民が財布を閉じなければ良いだろう。苦しい農漁民と商人、自営業者のために消費生活が萎縮しなければ良いと望む」との考えを示した。
また、新型コロナウイルス感染者数が大きく減ったとし、「ひとまず8月15日以前の水準まで行った。次第に安定傾向に進んでおり、特に秋夕連休を控え1日の感染者数が大きく減りとても幸い」といった。
だが「それでも安心は早い。今回の秋夕連休までうまく乗り越えてこそ心配を減らすことができる。秋夕連休さえうまく乗り越えれば停滞した経済も再び力を出すだろう」と明らかにした。
文大統領は最後に「防疫と経済をともに守り新たに始める秋夕になることを期待する」と付け加えた。
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